４年生は、地域の伝統や文化を学ぶために、八尾へ校外学習に行きました。

　まず訪れた桂樹舎では、職人さんのお話を聞きながら紙すき体験を行いました。和紙の原料や作り方について教えていただき、一人一人が心を込めて作品を作りました。できあがった和紙を手にした子供たちは、「きれいにできた！」「和紙はこうやって作られるんだね」と笑顔を見せていました。

　その後、曳山展示館を見学しました。間近で見る曳山の迫力に「こんなに大きいんだ」と驚きの声が上がりました。館内では、八尾のお祭りに込められた人々の思いや、蚕から糸を取る昔の暮らしの工夫についても学びました。

　熊の出没の恐れがあったため、徒歩での見学コースをバス移動に変更しましたが、安全に気を付けながら予定していた学習をすべて行うことができました。八尾の伝統と人々の思いに触れ、子供たちにとって学びの多い、心に残る一日となりました。