2月3日(金)今朝の縦割り清掃
- 公開日
- 2023/02/03
- 更新日
- 2023/02/03
校長室から
順にステキなところを紹介します。
1枚目。黒板ふきをしていました。毎朝、校内を回ると10人くらいの黒板担当の仕事振りを見ることになるのですが、一人一人の手順があり、工夫があることが分かります。こういうルーチンワークでは、子供ってしっかり自分なりの工夫を始める力を持っているんです。
画像の子に目が留まったのは、黒板拭きの扱い方でした。(目線と黒板消しの持ち方にご注目です)まるでガラスを磨き上げるかのように優しく何度も拭き上げています。
黒板の粉を優しく落として散らさないためでしょうか。そして、1度では汚れを完全に落とせないと分かっているからこそ、「必ず決まった回数を繰り返して消そう。しかもきれいに消そう。」と心掛けているかのようでした。
2枚目。この班の教室掃除は、いつも全校一の早さで仕上がります。しかも仕事もきれいです。班長にインタビューしたところ、その秘訣は即答でした。
「みんなが黙動してくれるからです。」
「なぜみんなが黙動してくれるんですか?」
「役割分担をしっかり伝えて、みんながそれを分かっているってことかな?」恐れ入りました!
3枚目。このお子さんをこのコーナーで取り上げるのは2回目です。ぞうきんの使い方が他と違っていたので、気になりしばらく観察していました。すると、何と、雑巾の拭く面を何面にも変えて工夫して汚れを取っていることに気付きました。(裏と表、小さくたたんで、丸く筒状にした先で)驚きました。早速インタビューです。
「この雑巾の使い方は、誰に教わったんですか?」
「自分で考えて工夫しています。」
2度ビックリです。残念ながら、公教育ではこの力は育てられません。ご家庭の教育の賜物でしょう。よいお手本としていきたいです。