学校日記

おすすめの本 「ねこのピート だいすきなしろいくつ 」

公開日
2020/05/05
更新日
2020/05/05

お知らせ

「おうちに いましょう」「STAY HOME」
 れんきゅうちゅうですが、いえですごす じかんが ながいですね。みなさん、どのようにおすごしですか?こんなときは、おや子で どくしょをしてみませんか?
 おや子で おなじ本をよんだり ちがう本をよんだりして かんそうを はなしあうのも たのしいですよ。
 あたらしい本を かいに行くのも いまは むずかしいですよね。そんなときは、まえに よんだ本を くりかえしよむのもいいですよ。あたらしい はっけんが あるかもしれません。

 それでは、ここで、おすすめの本を しょうかいします。


「ねこのピート だいすきなしろいくつ 」
   エリック・リトウィン/作 ジェームス・ディーン/絵 
   大友剛/訳 長谷川義史/文字画
   ひさかたチャイルド   


 真っ青(まっさお)な体に大きく光る目。背筋(せすじ)をぴっとして、颯爽(さっそう)と歩くねこのピートの足元には、真っ白(まっしろ)のスニーカー!ピートは新しいくつでおでかけするのがうれしくて、こんな歌をうたいます。
「しろいくつ、かなりさいこう!しろいくつ、かなりさいこう!」

 ところが…なんてこった!イチゴの山に登ってしまって、くつは真っ赤(まっか)に!ピートは悲しんだかというと…
「赤いくつ、かなりさいこう!」。

 それからもピートはいくつものハプニングにみまわれますが、そのたびに歌を歌って歩き出します。そして最後に言うのです。
「何があっても、歌を歌って前にすすむ。そう、それが大事なのさ」。

 何があっても前に進んでいく、シンプルに力強いメッセージが伝わる絵本です。
 巻末(かんまつ)には楽譜(がくふ)がついていて、繰り返しのフレーズを歌いながら親子や兄弟、みんなで楽しみながら読むことができます。
 読み聞かせにもおすすめの一冊です。