日本語の歌曲「この道」に続き、「待ちぼうけ」の独唱に取り組んできました。詩の言葉と音楽の結びつきを考えながら曲のよさを味わい、自分で「この場面のこんな様子を表したい」という思いをもって歌い方を工夫しました。「兎が切り株にぶつかるのを楽して待っているから、のんびり歌いたい」「今日こそ来るぞと楽しそうに待っているから、はずんで歌いたい」「だらだらして悲しい気持ちが増すから、どんどん遅く低くしていきたい」など、同じ歌詞からも様々なイメージをもって、歌声に表しました。互いの表現を聴いて感じ取ったこともとても豊かで、感動し合う聴き合いになりました。