保護者　各位

　富山市内の児童生徒の交通事故が５月末までに２９件、うち２５件が自転車乗車中の事故が起こっています。
　原因は、一旦停止の不履行や左右前後の確認不足によるものが多いです。今後、行動範囲が広がる時期に向け、交通安全についてご指導ください。

　事故発生状況
１　自転車乗車中、丁字路で一旦停止せずに右折したところ、右側から走行してきた乗用車と接触した。
２　自転車で、交差点の横断歩道を青点滅で西から東に横断し、その後すぐに南から北に横断しようとしたところ東から左折しようと走行してきた乗用車と接触した。
３　前方の友達の自転車に取られ、交差点を直進したところ、左方向から走行してきた乗用車の右前部と接触した。
４　歩道を自転車で走行中に、前方で店舗に入ろうとした乗用車が停止した。前方不注意だったため停車した乗用車に接触した。
５　自転車で狭い道路を、スピードを出して走行した。曲がり角で外側に大きく膨らみ、徐行していた乗用車と接触した。

　事故発生後の対処について
　運転者の「大丈夫か？」の問いかけに対して、安易に「大丈夫です。」と答える事案が散見されています。しばらく時間が経ってから痛みやけがに気づくことがあったり、運転者がその場から立ち去った場合、「ひき逃げ」事件になったりすることから、運転者に対して、救急や警察への通報を求めるようご指導ください。