先日、本校で２年次の教員研修会が行われました。

ちょうどお昼の片付けから昼休みにかけての時間に研修会がスタートしたのですが、廊下から楽しそうな話し声が...。

会議室にも漏れてきていたので、会議室の前で「しーっ」とハンドサインをしたところ、瞬く間に、気付いた生徒が次々にハンドサインを送ってくれて、とても静かに会議室前を通過していってくれました。
中には「先生、ごめんね。」と小さな声で伝えてくれる生徒も！

本来は、休み時間の自由に通れる廊下であるにもかかわらず、会議室内のことを考えてこんな行動をとってくれていました。

急に静かになった廊下でどんな景色が広がっていたのかを、中にいる人たちは見ることはできなかったかもしれないけれど、きっと温かな新庄中学校の生徒の雰囲気は伝わっているんではないかと思っています。

私たち大人の世界でも、自分に関係のないと思ったこと、自分の興味がないことに対して「他人事」だと捉え、様々な講演会や集まりなどでも周囲のことを気にかけずにしゃべり続けて周囲を困らせてしまう場面を見ることもあります。
私自身、爽やかな生徒達の姿に、「自分の行動はどうかな」と振り返る機会となりました。
日々の生徒達の様子に大人になってからも多くの気付きをもらっています。

気配り・目配り・心配りをありがとう！