学校日記

1月23日(木) イチロー氏に感銘(教頭の独り言)

公開日
2025/01/23
更新日
2025/01/23

その他

昨日のニュースで、イチロー氏が日本人選手として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたことが報道されました。

何気なくテレビを見ていたのですが、イチロー氏は満票での選出に1票足りなかったことも話題になっていました。

現地では「投票しなかった記者は誰だ?」とイチロー氏の満票獲得を逃したことを惜しむ声も聞かれた中、イチロー氏は以下のようにコメントしていました。


「1票足りないというのはすごくよかったと思います。」


これには、驚きましたがイチロー氏らしいなとも思いました。

そして、その後にその理由を次のように語っておられました。


「いろいろ足りない。人って、それを自分なりに自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思うんですよね。」

「これとそれ(満票にならなかったこと)はまた別の話なんですけど、やっぱり不完全であるというのはいいなと。生きていく上で不完全だから進もうとできるわけで。そういうことを改めて考えさせられるというか、見つめ合えるというか、そこに向き合えるのは良かったと思います。」


私たちも大人も、自分の「足らない」部分が見えてしまうと、そればかりが気になってしまい自信をなくしてしまうことがあります。多感な生徒の皆さんならもっと悩んでいるかもしれませんね。
イチロー氏の「足りないことは良いことだ」というコメント聞き、テレビを見ていただけの私ではありますが、何だか少し励まされたように感じました。同じように感じてくれる人もいたかもしれませんね。

気になって、イチロー氏のインタビューの全文を調べて読んでみましたが、私は更に大きなエネルギーをもらったように感じました。
皆さんにもお勧めです!ちょっとでも気になった人は是非見てみてくださいね。