学校日記

3月25日(火) 伝わるもの(教頭の独り言Final)

公開日
2025/03/25
更新日
2025/03/26

その他

3月23日(日)富山駅前にて、一般社団法人トヤマチミライ主催のイベント「つながるWeekend+ つながる音楽祭」の一環で、「能登半島地震被災地支援 新庄中学校吹奏楽部チャリティーコンサート」を開催しました。

当日は天候にも恵まれ、富山駅周辺は多くの人で賑わっていました。

12時30分からの第1部の開幕を前に、簡単なリハーサルが行われていた時から徐々に人が集まり始め、本番では多くの人が足を止め生徒達の演奏に聴き入ってくれていました。


もちろんプロではありませんし、まだまだ荒削りの部分もあると思いますが、聴いておられた全ての人が笑顔なんです!

リズムに乗ってくださっている方、手拍子してくださっている方、口ずさんでくださる方、様々な方がおられましたが皆、笑顔なんです!


そして、そんな聴衆の笑顔の先追いかけると、楽しそうに演奏する吹奏楽部の生徒達の姿が…。

きっとこれなんだな!この笑顔が聴衆の皆さんに伝播したんだな!って感じました。


そして、そんな吹奏楽部の生徒達だからこそ、イベントを企画してくださった方にこのような機会をいただけたり、水橋中学校の吹奏楽部の皆さんが友情出演してくれたり、新庄中学校の生徒会のメンバーが募金活動のお手伝いをしてくれたりしたんだなって、伝わってきました。


やはり、好きなことに打ち込む姿や、誰かのためにできることをしたいという思いはとても素敵で、とてもエネルギッシュで、とても温かくて、人の心を動かしますね。



昨今、部活動の地域展開が言われ、スポーツ庁も以下のように発信をしています。


・急激な少子化が進む中でも、将来にわたって生徒が継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実することが改革の主目的。

スポーツ・文化芸術活動を、地域全体で関係者が連携して支え、生徒の豊かで幅広い活動機会を保障。

地域クラブ活動においては、部活動が担ってきた教育的意義を継承・発展させつつ、新たな価値(多種多様な体験、学校等の垣根を超えたつながり、引退のない継続的な活動等)を創出することが重要。


学校や地域にできることも限られていてまだまだ課題もあると思いますが、好きなことに打ち込む生徒をサポートしてあげたいと願う気持ちはきっと学校も、地域も保護者の皆さんも共有できる思いなのだと思います。

また次年度も、新庄中学校にできることを考え、生徒達とともに笑顔の輪を広げていきたいと思っています。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、そんな新庄中学校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。



輝く生徒の笑顔を家庭の、学校の、地域の宝物として大切にしていきたいですね!


今年度も独り言におつきあいいただきありがとうございました。