学校日記

私のおすすめの一冊 その2

公開日
2020/04/22
更新日
2020/04/22

その他

ハッピィバースデー・トゥーユー ハッピィバースデー・トゥーユー

の歌の後でするロウソク吹き。

その時の火のついているロウソクをイメージしてください。
・・・・・・・(目を閉じて、思い描いてください。)

では、紙と鉛筆を用意して、火のついたロウソクの絵を描いてみましょう。どこまで忠実に描けますか?

たとえそれが目の前にあっても、なかなか描けないものです。
そして、見れば見るほど、不思議なことが見えてきます。感じます。聞こえます。

今から160年前、1860年のクリスマスシーズンに、イギリスの著名な科学者マイケル・ファラデーが子どもたちに向けて行った「クリスマス・レクチャー」の題材です。
その全6回の連続講演をまとめた本が今再び注目されています。
この本は、ノーベル賞受賞者の、吉野彰氏や大隅良典氏も絶賛する良書です。

その本が、「ロウソクの科学」という本です。

私も、小学校の時読んで、「ヘエ−! そうなの? 本当に?・・」と思って、何度も炎を見つめたものです。

「ねえ君、不思議だと思いませんか」 これは日本の物理学者で随筆家の寺田寅彦の言葉です。

中学生の君たちには、この不思議に思う素直な目と心を大切にして欲しいと願っています。