学校日記

12月9日(水):図書室より おすすめ図書56

公開日
2020/12/09
更新日
2021/10/21

お知らせ

「ワンダー」 R・J パラシオ

 オーガスト・プルマンはどこにでもいる十歳のふつうの男の子。しかし、オーガストはふつうの男の子と違うところがあります。生まれつき顔に異常をもって生まれてきたため、他の人とは違う作りの顔なのです。オーガストを見た人の中にはじろじろ顔を見たり、悲鳴をあげて逃げていく人もいます。十歳まで、手術のため、学校に行ったことがなかったオーガストでしたが、両親の勧めで学校に行くことに。学校でも、オーガストの顔を異常だと思い、誰も近づこうとはしませんでした。そんな中、オーガストを外見だけで判断せず、面白い子だと内面を見てくれる子もいました。この本は、オーガストのみならず、姉のヴィア、クラスメイトのサマー・ジャック・ジャスティン、ヴィアの友人ミランダ、それぞれの視点からも描かれています。12月の人権週間にぜひ読んでもらいたい一冊です。