7月24日(月) 1学期終業式
- 公開日
- 2023/07/24
- 更新日
- 2023/07/24
学校行事
受賞報告会、1学期終業式を行いました。
終業式での校長式辞は次のとおりです。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。「なりたい自分」(目標)をもって活動した成果ですね。今後もがんばってください。この成果はみなさんを含め、様々な人の「支え」(応援)があったからですね。「感謝」したいものです。
驚いたのは、大きな声や鳴り物の応援でした。コロナ以前の声援が見られ選手は力になったと思います。昨年は、「あきらめてはいけない」ということを強く感じましたが、今年は、「切り替えの大切さ」を強く感じました。試合の中には、必ずしも成功ばかりではありません。「失敗」もあります。引きずっていては気持ちが落ち込み、その後に生きてこない。素早く切り替え、次のことを考えるいわゆる素早く「失敗を宝に変える」(先を明るく見る)心(メンタル)のスキルが必要だなと感じました。
がんばったけど成果として表れなかった人もいます。(早く切り替えましょう。)でも、なぜかな?と考えてみたら、今後、生活していく上で参考になるでしょう。
(「負ける=失敗」ではない。最後まで勝つのは1人、1チームだけ、早く切り替え次の行動に移って下さい。)
懇談会では、よかったところや伸ばして欲しいこと等を担任の先生から聞いたと思います。この後も先生の話を参考に、1学期を振り返り、新たななりたい自分を作って下さい。
2つ話をします。
一つ目は、「命の大切さ」
7月13日に大変な大雨に見舞われ、呉羽中学校は普通に授業等を行いましたが、富山市内の23小学校が避難所となり、その日は臨時休校となりました。また、その校区の10の中学校も臨時休校となりました。
呉羽校区を巡視すると、川や用水路の水があふれていて、危険な場所もありました。小学校では、先生が児童の様子を見守らなければならない場所もあったようです。池多校区の三ノ熊地域ではアスファルトの下の地面が削られ、その後アスファルトが崩れてしまいました。また、同じ池多校区で水がついて道路で車が立ち往生した場所もありました。南砺市では、市議会議員が夜中に住民の避難を呼びかけていましたが、土砂くずれに遭い帰らぬ人となってしまいました。大変残念でした。他県でも大変でしたね。秋田県では、昨日水道が復旧したようです。(1週間以上水道が使えなかったのですね。)
自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。今後もこのようなことがあるかもしれません。その際には、命を守る最善の方法をとってもらいたいと思います。
交通事故や水の事故にも気をつけてください。
私は、朝、生徒玄関でみなさんの元気な姿を見ることが何よりも楽しみにしています。
二つめ。
6月12日(月)、腰塚勇人先生の講演会がありました。みなさんにとっても大変印象深いお話だったと思います。
私が印象に残っている言葉をいくつか紹介します。
「心は、細部に宿る」(考えている事が行動に表れる)
「ドリームメーカー」「ドリームキラー」
「「助けて」といっていいんだよ」
「夢あれば困難あり。困難あれば仲間あり。仲間あれば感動あり。」
「いつからだって変われる。成長できるチャンスはある。」
「命の喜ぶ5つの幸動」
「口:人を励ます感謝の言葉を言うために使おう」
「目:人のよいところを見るために使おう」
「耳:人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう」
「手足:人を助けるために使おう」
「心:人に痛みがわかるために使おう」
大切にしたいものですね。
先輩、朝乃山についてです。途中休場しましたが、がんばっていますね。この後もがんばる姿を見せて欲しい。がんばれるのは「周りの人の支え(応援)」があるからです。今後も「応援」してやってください。
明日からは、34日間の夏休みに入ります。
8月28日(月)新たな「なりたい自分」をもったみなさんが、元気に登校してくるのを楽しみにしています。
分からないことや悩みがあったら、担任の先生に相談してください。