11月19日(木):図書室より おすすめ図書51
- 公開日
- 2020/11/19
- 更新日
- 2021/10/21
お知らせ
「終末のフール」 伊坂 幸太郎
「八年後に小惑星が地球に衝突し、消滅する…。」そんな、恐ろしいことが告げられ、残された限りある日々を過ごす人々の様子が描き出されています。家族や恋人、友人と平和にいることが当たり前だったはずが、小惑星衝突の報道により、人々の人生は一転します。報道された当初は騒然とした世の中でしたが、少し落ち着き始めた5年後、残された期間は3年しかない時間の中、人々は自分自身の限りある命を見つめなおします。余命3年と告げられた時、残りの日々はどう過ごしますか?自暴自棄になって最期の日を待ちますか?それとも、限りある日々を穏やかに過ごしますか?生きることの幸せを考えさせられる一冊です。