１年生の３時間目は合唱コンクールの学年リハーサルでした。
今年は各クラスの合唱の前に、学年合唱として「夏の日の贈り物」を歌います。

かつて市外の中学校に勤務していたとき、２年生の課題曲がこの曲でした（課題曲と自由曲の２曲を歌う）。
毎日練習して臨んだ本番。
２曲ともそれなりに歌えた自分のクラスでしたが、そのあとに歌ったクラスの合唱を聴いて愕然としました。
「・・・あぁ、こうやって歌う曲なんだ・・・」
同じ曲なのに、全然違う。「♪うつく〜しい〜」の美しさ・重さが違う。
そのあとの自由曲「親知らず子知らず」も素晴らしい出来でした。同じ曲を自由曲で歌った３年生もありましたが、私には２年生のそのクラスの方がずっとうまく感じました。

そのあとも担任として何度も合唱コンクールを経験しましたが、ついぞその合唱を超えることはできませんでした。

私の３代前の校長を務めた方のクラスでした。