学校日記

8月18日(火) 2学期始業式

公開日
2020/08/18
更新日
2020/08/18

全学年

 意見発表会の後、放送にて2学期始業式を行いました。
 最初に、校訓唱和リーダーの3年中岩くんが校訓唱和を行いました。
 古野校長からは、次のような式辞がありました。

 未だかつてない短い夏休みが終わってしまいました。1学期の終業式では、「心身のリフレッシュを図る」「自分の命を守る」「2学期の目標をもつ」と3つのお願いをしましたが、実践できたでしょうか。相変わらず新型コロナウィルス感染症が猛威をふるい、感染者数の増加に歯止めがかからない状況ですが、今日こうして、元気な皆さんに会えたことを、何よりもうれしく思います。

 今日から、例年より10日ほど早い2学期のスタートです。また、終わりも1日遅いため、例年より2週間近く長い2学期となります。この長い2学期には、例年とは違う形での体育大会に始まり、3年の日帰り旅行や1・2学年の校外学習、学習発表会・合唱コンクールなど、大きな行事があります。どの行事においても、「信じあう心」を大切に、互いに協力し合い、思い出に残るものにしてほしいと思います。

 また、3年生は、夢の実現に向けて、具体的に自分の進路について考え、努力をすべき学期です。あきらめず、粘り強く取り組んでください。「継続は力なり」です。2年生は、生徒会活動、部活動など、3年生からバトンを受け継いで、速星中学校の「顔」となる学期です。そのために何をすべきか、よく考え、仲間と協力しながら、行動してください。速中のさらなる発展の原動力として期待しています。1年生は、もう新入生ではありません。2、3年生のように伝統ある速中生としての自覚と責任をもって、また学年が掲げる「ABCDの法則」を忘れず、何事にもがんばってください。さらなる成長を期待します。

 さて、この長い2学期のスタートにあたり、1つお話をしたいと思います。それは、「凡事徹底」ということです。私の好きな言葉の一つですが、「凡事徹底」とは、当たり前のことを当たり前に、徹底的に行うことをいいます。

 かつて松下電器(現パナソニック)の創業者である松下幸之助氏が、取引先の企業を訪問された際、販売高や利益額といった数字をみなくても、その企業の経営がうまくいっているかどうかを、瞬時に見抜かれたというエピソードがあります。松下氏の基準はいたってシンプルで、「従業員の挨拶」「整理整頓」「トイレの掃除」です。この3つをみれば、大体その会社の様子は分かると言われました。

 これは、そのまま学校にも当てはめることができますね。挨拶はコミュニケーションの第一歩であり、掃除をすることですがすがしい気持ちになりますし、トイレを美しくすることで心が磨かれます。そして、快適な環境が作り出されます。この挨拶も掃除も、当たり前のことですね。

 また、元大リーガーのイチロー選手は、「今までに、これだけはやったなと言える練習は?」と聞かれて、「僕は、高校生活の3年間、1日たった10分間ですが、寝る前に素振りをしました。その10分間の素振りを1年間365日を3年間続けました。これが誰よりもやった練習です」と答えています。1日10分の素振りなら、野球選手の誰でもできる、当たり前の簡単なことだと思います。しかし、それを毎日、しかも3年間続けるとなると、なかなかできないと思います。

 現在私たちは、コロナウイルス感染症の拡大で、大きな不安を感じ、様々な面で自粛が求められ、不自由な生活を強いられています。しかし、こんな時だからこそ、自分を見失わず、夢や目標をしっかりともち、やるべきことや当たり前のことを地道に徹底していくことが大事ではないでしょうか。

 では、この長い2学期が、皆さんにとって、元気で、楽しく、充実したものなることを願って式辞とします。

「生徒・保護者ページ」では、始業式の様子を動画でご覧いただけます。