10月2日(金) 2学年校外学習の様子が、10/2(金)北陸中日新聞に掲載されました。
- 公開日
- 2020/10/02
- 更新日
- 2020/10/02
2年生校外学習
10月2日(金) 2学年校外学習の様子が、以下のように10/2(金)北陸中日新聞に掲載されました。
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10月2日(金)北陸中日新聞朝刊
【五箇山 修学旅行で再発見 新型コロナ影響 県内の中学、高校 急増】
新型コロナウイルスで県外への修学旅行や校外学習が敬遠される中、南砺市の世界文化遺産、五箇山合掌造り集落を訪れる県内の中学、高校が急増している。同じ県内ながら山間地の屋外で、世界文化遺産ブランドから、人気を集めているとみられる。(松村裕子)
「こんなにバスが来るのは久しぶり」。相倉合掌造り集落の駐車場管理人が歓声を上げた。一日は、富山、黒部市の中学校の大型バスが計十台入った。
富山市速星中の二年生約三百五十人は学級ごとに九台に分乗。密を避けて三台ずつ交代で訪れた。集落内を散策し、かやぶき屋根の合掌家屋を外と中から見学した。例年の校外学習は金沢で、岡本樹(たつき)さん(13)は「金沢もよかったけど、相倉は県内でもまだ来たことのない所で、かやぶき屋根や風景がきれい」と話した。
教員は「行き先を決めた当時は金沢市で感染者が出ていた。世界文化遺産で、文化、歴史の勉強ができ、県内再発見になる」と説明。三年生の一部が修学旅行で訪れた黒部市明峰中の中村靖校長は「例年の関西、広島でないにしろ、生活圏でない県西部を考えた」と言う。
相倉合掌造り集落の保存財団によると、十月は県内の中学高校を中心に約五十台の予約がある。教員の視察が相次ぎ、十一月以降も増える可能性がある。例年、県内はあまりないといい、職員は「乗用車の多い週末でなく、平日に来てもらい分散観光にもなってありがたい」と話す。生徒たちを案内した地元観光ガイドの村上幸子さん(63)は「県内の生徒にはぜひ地元の世界文化遺産を見てほしい」と歓迎している。
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