園の概況
- 公開日
- 2021/07/31
- 更新日
- 2021/07/31
園の概況
本園は富山市南部地域の、国道41号線大久保小学校前交差点より東へ約500mの場所に位置している。
この地域は、かつて大久保町であった頃には富南地区の文化・経済の中心地として栄え、旧国道(旧飛騨街道)沿いの町並みや家々のたたずまいに歴史的な景観を残している。
しかし、近年は道路交通網の整備・発展に伴い、旧富山市のベットタウン化が進み、大型店舗等の進出もあり、本園を取り巻く環境も急速に変化してきている。本園の近辺には、主要幹線道路が縦横に走っており、交通量の急増により交通安全に対する啓発を進めているところである。
本園は、昭和27年大久保町立大久保幼稚園として大久保小学校に併設・創立され、昭和48年に園歌制定、同53年に新園舎落成、同61年にわんぱくランド設置、そして平成11年から3歳児の保育も開始し、同14年には創立50周年記念式・記念植樹を行った。同17年1月には、新築移転された大久保保育所に隣接して現在地に合築移転されたのである。文部科学省の指定による「新しい幼児教育の在り方」に関する委託研修をまとめ、実践研究を進めているところである。
また、図書館司書や地域の教育ボランティアによる「お話し会」も行われ、園運営の特色の一つになっている。
保護者は教育に対する関心が高く協力的であり、地域の人々も歴史と伝統のある本園に対して強い愛情を有し、いろいろな行事や取り組みにも理解がある。
そこで本年度は「強いからだとやさしい心をもつ子どもの育成」を目指し、実践研究を推進すると共に、家庭・地域社会との連携を一層深め、信頼と協力による開かれた園づくりに努めていきたい。