富山市立和合中学校

4月12日(金)「いよいよ授業が始まります」

何かとイベントが多い毎日の中、いよいよ来週から授業も本格化していきます。
本ブログでは、毎日の授業の様子をアップしていますが、昨年度来、教員に促してきたことがいくつかあります。
その一つが「生徒同士が関わり合いながら『学ぶ』授業、生徒が主役の授業にしてほしい」ということです。

私は、地域の同世代の(いろいろな)子供のほとんどすべてが一斉に集う場であるということが、学校がもつ大きな強みであると考えています。他にそんな場はありません。
であれば、学校では、学校でしかできない学び方をしてほしい。

せっかく同世代の仲間がいるのだから、仲間に聞いたり、教えたりすればいい。分からないところがあるのに最後まで静かに黙って座って聞いているより、分からないところを近くの仲間に聞いた方がよほど勉強になるはずです。
しかも、聞ける先生は1人しかいませんが、聞ける仲間はたくさんいます。その中には、その生徒に合った答えをもっている人がきっといます。
そして何よりも、教えてもらう側以上に教える側の生徒の理解が一層深まります。
Win-Winです。

今、授業に求められているのは、「教師が『教える』から生徒が『学ぶ』への変化」です。授業の様子の写真には、立ち歩いていたり後ろや横を向いていたりする姿がありますが、それぞれの授業で意図してそうしていることをご理解ください。さらには、そういう姿こそ「(子供たちが)学んでいるな」「(先生たちは)学ばせているな」と考えていただけたら幸いです。

※学ぶべきことを学び。身に付けるべきことを身に付けるためであることはいうまでもありません。


【校長室から】 2024-04-12 12:02 up! *

画像1