稲刈りは、楽しかったのですが、脱穀は大変でした。地域の方に貸していただいた千歯こきと手作業とで行いました。地域の方に千歯こきの使い方を教えていただいた時は、簡単そうに見え、最初は、楽しかったのですが、千歯こきもうまく使わないと詰まってしまうのです。また、千歯こきだけでは間に合わなく、手作業でも行いました。穂が服や靴下にくっついたり、手がかゆくなったりして、楽しかった子供たちも疲れてきました。子供たちは、「昔の人って、こんな大変だったの?」「ミニ田んぼは、前回見に行った田んぼの100分の1だから、あの大きい田んぼだと200時間かかるの?」「今日から、給食のお米を大切に食べよう」「残したらダメだね」と言い始めました。それでも何とか作業を終わらせ、穂を干すところまで終わらせました。疲れ果てていた子供たちですが、「今日の給食、めちゃくちゃおいしい」と言いながら食べており、自分たちで収穫したことでお米のありがたさを感じられたのかなと思いました。