昼食後、いよいよ下山です。「一ノ越が見えてきたぞ！」「最後まで頑張ろう！」などとたがいに声を掛け合いながら、そして、まだ見ぬ雷鳥を探しながら室堂ターミナルに戻りました。お世話になった山岳ガイドさんに無事に登頂できたことのお礼を伝え、バスに乗って帰校しました。帰校式では、みんなで励まし合って登頂できたこと、これからも協力して頑張っていきたいことなどを代表児童が話しました。

　「やったあ。着いたー。」登頂した全員に、歓喜の笑顔があふれました。ほっとして、早速昼食を出してみると、気圧の影響で、パンの袋がぱんぱんに膨らんでいました。登頂の達成感を味わいながら、友達と笑い合って食べた昼食は最高でした。「よし、下山もみんなで頑張るぞ」とパワーが湧きました。

　「ここからが本番です」とのガイドさんの声に緊張感を高め、一の越を背に出発しました。最初は、崖の下を見下ろすのを怖がり、岩に手をつきながら慎重に進んでいきました。三の越からは「もうすぐだ、がんばろがんばろ」「笑顔でファイトー」と後ろの子供から大きな声が。そしてつながる掛け声と歌声のパワーで、最後までみんなで雄山を目指すことができました。

　２日目は雨も上がり、予定通りに登山を開始しました。石畳に整備された道や雪渓を進み、約１時間半かけて一ノ越に到着しました。子供たちはすれ違う方々にも進んで挨拶をし、高山の景色を味わいながら登りました。

　立山荘に戻り、立山自然保護センターで見て学んだことを絵に描いたり、翌日の登山に向けた意気込みを書き添えたりして絵はがきを作製しました。夕食後には、山岳ガイドの方から立山信仰の話を聞き、先人の苦労や立山登山に向けた願いを考えました。

　１日目は悪天候のため外での散策を行わず、立山荘での昼食・読書の後、室堂ターミナルでお土産を買い、自然保護センターを見学しました。写真では、立山玉殿の湧水を飲んでいます。

　いよいよ大会が近づいてきました。７月７日（日）の自転車大会まで、あと２回の練習となり、今日は、外で練習しました。
　暑い中ではありましたが、子供たちはしっかりと練習し、合図や自転車の乗り方を確認しました。応援しています！

　総合的な学習の時間に、安田城跡を訪れました。富山大学の学生さんから「安田城跡のあちこちに隠された城を守るための秘密」をクイズラリー形式で楽しみながら教えていただきました。２つの土橋がずれている理由や橋が木で作られている理由などを知った子供たちは、「やっぱりそうだったのか！」「なるほどなあ」といつも身近にある安田城への関心を高めていました。

　７月７日（日）に行なわれる交通安全子供自転車富山県大会に６年生の４人が出場します。大会に向けて、ジグザグ走行や凸凹道、２枚板乗りの練習や、踏切や交差点での運転について交通安全協会の指導員さんや富山西警察署の方に教えていただきながら練習に励んでいます。

　分数のわり算を学習しています。これまでと違った分数の式を見て、約分できることに気付いたり、小数が式に入っているときは分数に直すと計算できることを見付けたりしました。