最新更新日:2024/07/24 | |
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運動会での一コマ【主体的な藤っ子】
子供たちの閉会式での一番の関心事は、きっと結果発表でしょう。
ですが、教職員には、もう一つ楽しみなことがありました。それは、児童代表の挨拶です。今年度、最後に話してくれた代表の子の原稿の後半は、白紙(運動会当日の様子から、その日に考える)でした。話してくれたことは、自分のことや学年のことではなく、藤っ子みんなの「協力」についてでした。そして、運動会を通して、高まった「協力する力」をこれからの学校生活に生かしていこうというものでした。運動会を終えて考えた内容ですから、途中言葉につまるところもありましたが、それは、一生懸命に考え、話している姿として感じられ、とても尊い姿でした。 子供たちも、運動会を終えて、新たな目当てをもち、さらに高まっていこうとする思いをもっていることがうれしかったです。これからもさらに子供たちの可能性が広がるように支えていきたいと思います。 運動会までの一コマ【主体的な藤っ子】
運動会の応援ありがとうございました。
学校では、運動会当日までにも子供たちの数々の成長を見ることができました。 応援練習が始まった時、今年度、応援団長になった子が「以前、先生から『挨拶が素敵だね』と声をかけられたことで自信がついて、今、応援団長を努めるようになりました」と教えてくれました。もちろん、応援団長になったのは、本人の努力と人柄があってこそですが、そのように些細な一声を力とし、がんばっている姿がとてもうれしかったです。また結果は、願っていた順位ではなかったようですが、「やってよかったです」と力強く答える表情は、とても素敵でした。ついつい競技の結果に一喜一憂してしまいがちですが、このように競技以外でも子供たちの成長を共有し、これからの学校生活でも様々な可能性を伸ばしていきたいと思います。 玄関の花も運動会に向けて
いつもお花を生けてくださる松岡さんが、今日も新しいお花を生けに来てくださいました。「明日の運動会に子供たちががんばれるお花にしましたよ」とおっしゃって明るいお花を生けてくださいました。あじさいに似たオレンジのお花は「サンタンカ」という名前だそうです。
今日のお花
松岡美弥子さんが、今朝も早くに学校に来て玄関先に花を生けてくださいました。今日もきれいです。
授業ので一コマ【主体的な藤っ子】
雲1つない青空の下、サブコートで1年生が朝顔の種を植えていました。
様子を見ていると、担任が「自分の置きたい場所が決まったら水をあげましょう」と声をかけていました。子供たちの鉢は、ばらばらに置いてあります。でも、一人ひとりに、その場所に置いた意図を確かめると「きっとお日様が好きだから、たくさんお日様が当たるところにおいてあげるの」と答えました。 また、ペットボトルに水を入れていた子が「先生、水が濁っているよ」と教えてくれました。その子にも話を聞いてみると「朝顔もこんな水はおいしくないと思う」と答えてくれました。理科の学習もしてない子供たちが、これまで見聞きした経験をもとに、少しでも元気に育ってほしいと優しい心を育みながら、工夫していることに感心しました。 季節の花がお出迎え
玄関では、きれいな花が子供たちや来校者を出迎えています。
本校の近所に住んでおられる 松岡 美弥子 さんが、ご厚意で定期的にお花を飾りに来てくださっています。 今は、シャクヤクやツツジ等がきれいに生けられています。子供たちだけでなく教職員も、花を見て「きれい」「癒やされる」等と言葉を漏らし、心に元気をもらっています。 休み時間での一コマ【主体的な藤っ子】
休み時間に「玄関の鍵を開けてください」と6年生が職員室に来ました。
事情を聴くとマイタイムも含め、定期的に外のゴミ拾いをしているそうです。手には、家から持ってきた掃除道具もありました。 さらに、話を聞くと「自分たちの取り組みが、いろいろな人に広がり、学校全体でごみを拾おうという気持ちが高まってほしいです」と教えてくれました。 この子たちは、学校の環境をよくしようという気持ち以外にでも、今後の藤ノ木小学校のことまで考えて、自分たちのよさが伝統となってつながっていくことまでも考えていたのです。そして、それを決して強制することなく、多くの子が遊ぶ休み時間に黙々とゴミを拾っていました。そんな彼らの背中を見て、どの学年の子がつながっていくのか楽しみに見守っていこうと思います。 雨がもたらす子供たちの成長【主体的な藤っ子】それは、3週間前には、腰を低くして、カッパを脱ぐ手伝いを自ら手を差し出し手伝っていた上学年が、今は、「どこまでできるかな」と一年生自身でできるように促し、見守ろうとしている姿があったことです。 雨でどんよりした一年生の心の中も、「上手になったね」「おしかったね」と声をかけられることで、明るくなったことと思います。 朝の玄関での一コマ【主体的な藤っ子】
朝、登校してくる子供たちを出迎えていると、ランドセルを2つも背負った上学年が通っていきました。その横には、ひざをすりむいてうつむきながら、歩く下学年の姿がありました。名札を見ると兄弟ではなく、一緒に登校している近所の子のようです。
その上学年の子は、決して下学年を慌てさせることなく、背中にポンポンと手を添えながら、下学年が通る入り口へと一緒に入っていきました。その姿を微笑ましく見守っていましたが、気付けば、どうすればよいかを教員に尋ねてこなかったことにも改めて感心させられました。 誰も見ていないところでも、藤っ子は自分にできることを考えずためらわずに行動していることに頼もしさを感じました。 マイタイムでの一コマ【主体的な藤っ子】
マイタイムの時間に階段を掃除する子たちに出会いました。
その手には、袋をもっていました。 袋には、掃除をし始めた日付が書かれていました。きっと掃除したゴミをためていき、自分たちの活動の成果を確かめようとしているんだなと思い、話しかけました。 すると、「そう思っていたんだけど、毎日ゴミいっぱいたまる階段よりも少しずつゴミがとれなくなる階段になるといいんだよね」と答えたのでした。 この子供たちは、ゴミがたまることの達成感ではなく、しっかりと使う人の身になって自分たちにできることを実践していました。この子たちがこの後、どのように工夫しながら取り組んでいくのか楽しみです。 |
富山市立藤ノ木小学校
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