「みんなのために」自主的に働く５年生の姿がありました。自分や友達の机磨きやホワイトボードや黒板の艶出しをする子供、花やメダカをいたわって細やかに世話をする子供、玄関をこすってぴかぴかにする子供、互いに分担・協力し、自分たちで工夫して環境を整えました。みんなで力を結集した最後の一日でした。気持ちよく夏休みを迎えられます。

　１学期も明日で最後、今日は学級イベントで楽しみました。「ハンカチ落とし」や「伝言ゲーム」「お題しりとり」「何でもバスケット」など、どのゲームも知恵を使い合い、声を掛け合い、笑い合い、全員で盛り上がりました。最後の言葉で、「みんなで楽しめてよかった。２学期も、汚い言葉や態度がない明るいクラスにしよう。」との呼びかけがあり、みんなで賛同しました。仲良しの輪が広がった、すてきなひとときでした。

　1学期の音楽の学習の最後に、２年生と５年生で音楽鑑賞の交流会をしました。２年生の器楽、鍵盤ハーモニカ奏では、「かえるのがっしょう」をモチーフに「悲しいかえる」から「楽しいかえる」にアレンジして演奏しました。鑑賞した５年生は、音の高さとテンポの変化や音色の変化、追いかけ合ったり重なったりする音の動きや演奏の面白さを感じ取って伝えました。５年生の歌唱は、「こげよマイケル」「夢の世界を」を、和音を響かせて合唱しました。鑑賞した２年生は、口の開け方や声の出し方など発声の仕方のよさ、歌声の重なりのきれいさや美しさを感じ取って伝えました。互いに、豊かな感性で表現の工夫を認め合い、刺激を受け合って楽しむことができました。

　家庭科で、手縫いの基礎を学習しています。玉結びから並縫い、玉どめに慣れてきたので、今日は、返し縫い、半返し縫い、かがり縫いにも挑戦しました。動画で何度も確認し、手順を理解してやってみるのですが、すぐにはうまくいきません。分からないところは質問しながら、真剣な目つきと手つきで、ゆっくりと丁寧に取り組みました。

　図画工作科の学習で、アートカードを使って、画家が描いた作品の鑑賞をしました。「ゴッホの『ひまわり』は知ってる」「岡本太郎の『燃える人』の画風がおもしろい」「江戸時代の作品は歴史に出てきそう」など、日本、外国の作品、時代を反映した作品と、それぞれの特徴を感じ取りながら、そのよさを味わいました。中には、パブロ・ピカソの本名がとてもとても長いことを調べた子供もいて、新鮮な発見ができました。

　「お楽しみイベントカンパニー」が、「七夕きらきら集会」を開いてくれました。「人間指スマ」では七夕の言葉を発し、「絵描き伝言ゲーム」では七夕の絵を伝えるなど、七夕にちなんだ内容にアレンジされたゲームで、盛り上がりました。「イベントカンパニー」のメンバーの工夫や協力、みんなで楽しもうとする学級のチームワークが最高でした。　

　今日５年生は、講師の先生にお越しいただき、「情報モラル講座」を受講しました。「インターネットの光と影」について具体的な例を挙げて教えてくださり、子供たちは真剣に聞き入り、よくつぶやきました。いつでもどこでもだれにでもつながることのできる便利なツールではあるけれど、とてもこわい一面があること、危険を避けて身を守るために必要なのは「判断力と強い心」だということを確信することができました。自分自身のネット利用を見直し、深く考える大切な時間になりました。　　

　「自然の中で仲間と協力し考えながら、楽しく挑戦しよう」自分たちで考えたこの目当て通り、いろいろな活動や生活の場面でみんなで考え合って挑戦した２日間でした。最後の振り返りでは、「最初は怖かったことにも、友達の姿を見て挑戦できた」「やったことのないことに挑戦できて楽しかった」「次に使う人たちが使いやすくすることを考えた」「班のみんなをまとめていくことができたので、これからも仲間に声掛けをしていきたい」など、それぞれの思いや学びを伝え合うことができました。

　わくわくした池遊び。竹ジャングルでは、池に落ちないように慎重に綱渡りしたり、自然を眺めながら歩き渡ったりしてゴールを目指しました。いかだ乗りでは、竹の棒を水底について舵を取り、仲間と力を合わせて進んでいきました。ゆったりと水面の旅を楽しみました。ターザンロープでは、池の上で「あーああー」と声をあげ片手を離してターザンする子供、そのまま水の中に入る子供もいて、ダイナミックに楽しみました。三楽池に、子供たちの元気な歓声が響き渡りました。

オリエンテーリングです。地図を見ながら各班で考えた木のクイズや遊びのポイントを、班で協力して見付けました。