学校教育目標「信じあう心」と志をもち、よりよく生きる生徒が育つ学校

4月6日(月) 始業式

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 着任式後、始業式を行いました。古野校長の式辞の後、担当教職員の発表があり、校歌は静聴しました。終始、厳粛な雰囲気でした。コロナ対策で、前後の間隔を広めにとっています。

 <古野校長 式辞>

 皆さん、進級おめでとうございます。
 新3年生329名の皆さんは、いよいよ「速星中学校の顔」としてのスタートです。この2年間で皆さんが積み上げてきたものを土台に、速星中学校を引っ張ってください。学習をはじめ、生徒会活動、各種行事、そして部活動等での活躍を楽しみにしています。

 新2年生349名の皆さんは、中堅学年としてこの速星中学校を支えてください。
 1年間の経験をもとに、3年生の姿をしっかり観て、その姿からしっかり学びながら力を付け、3年生をサポートしてください。
 また、明後日に入学してくる332名の新1年生のよき手本となってください。

 さて、今、日本を含め、世界中で「新型コロナウイルス感染症」が猛威を振るっており、その影響で、オリンピックを始め、様々なスポーツやイベントが開催できないことや外出の自粛、学校の臨時休業などの、前代未聞の事態になっています。今回のことを教訓に、今まで、当たり前にできていたことへの感謝の気持ちを、改めてもつことが大切ではないでしょうか。また、このような未曾有の事態に対して、私達人間はどう考え、どう判断し、どのような行動をとればよいのか、考える機会にもなったのではないでしょうか。皆さんが生きていくこれからの社会は、大きな変化や様々な問題に直面する激動の時代となっていきます。そんな社会を、たくましく生きていける力、「人間力」を身に付けてほしいと思います。
 富山県でも感染者が出てしまい、学校再開が心配されましたが、今日、皆さんの元気な顔を見ることができ、無事に始業式を迎え、今年度のスタートが切れたことを、大変うれしく思います。

 スタートに当たり、2つの話しをしたいと思います。
 一つ目は、「信じあう心」についてです。私がこの学校に来て、まず感動したのは、玄関前の石碑と玄関に飾ってある額にある、サトウハチロウさんの言葉です。「信じあう心、すてきです。うれしいことです。すばらしいことです。うたがう心、つまらないことです。うたがっていては、きりがなからです。」そして、無人販売、無監督試験のことが書いてあり、最後の方に、「おたがいの信頼から生まれるたのしさ、このたのしさには美しさがあります。このたのしさには、なんともいえない味があるんです。このたのしさは、からだとこころを大きく大きく育てていきます。」とあります。速星中学校のすばらしき伝統である「信じあう心」を、一人一人改めて胸に刻み、実践し、みんなで「信じあう学校」を築いていきましょう。

 二つ目は、「志」についてです。「夢なき者 目標なし。目標なき者 計画なし。計画なき者 実践なし。実践なき者 成果なし。」と言う言葉があります。皆さんには、大きな大きな可能性があります。いろんなことができる、いろんな人になれる可能性があります。しかし、そうなりたいと思う夢がなければ、何も生まれません。まず、夢をもちましょう。そして、もう一つ、大リーグで活躍した松井秀喜さんの座右の銘を紹介します。「心が変われば 行動が変わる。行動が変われば 習慣が変わる。習慣が変われば 人格が変わる。人格が変われば 運命が変わる。」です。ぜひ、夢をもち、その実現を目指して努力を重ねましょう。夢の実現を目指し、努力を重ねる皆さんを、速星中学校の先生方は全力で応援します。

 以上、「信じあう心」と「志」を、改めてしっかりと心に刻み、日々行動してくれる ことを期待して、式辞とします。
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行事
4/6 退任式、離任式、着任式、始業式
4/7 給食開始、入学式準備(午後)、部活動紹介リハーサル(放課後)
4/8 第74回入学式(2,3年生は休み)、給食なし、部活動なし
4/9 中教研学力調査(2,3年)
生徒会入会式
4/10 中教研学力調査(2,3年)
顔写真撮影・聴力検査(3年)
クラス写真撮影(1年)
富山市立速星中学校
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