最新更新日:2024/09/20 | |
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3月5日(金)・ゆでブロッコリー ・えびとトマトのクリームスパゲティ ・牛乳 今日の給食の主食は「食パン」です。 この「パン」の材料は、小麦粉、水、砂糖、塩、イーストです。この材料のそれぞれの役割についてお話します。 小麦粉はパンの生地のもとになり、水と一緒にこねることで、粘りや弾力がでます。イーストは、「パン酵母」という菌で、生地を発酵させてふくらませる役割があります。砂糖は、イーストの栄養分になって、発酵を早めます。 塩は、逆に発酵をおさえて、程よいふくらみをつくります。 パンは、私たちが活動するためのエネルギーになります。 3月4日(木)・茎わかめサラダ ・はくさいなべ ・牛乳 野菜が新鮮かどうかを見分ける方法 ● 茎わかめサラダに「きゅうり」が使われていますが、このきゅうりの皮にはいぼいぼがあります。このいぼが少なくてツルツルしているきゅうりと、チクチクとしたいぼがたくさんあるきゅうり、どちらが新鮮だと思いますか。 答えは、チクチクとしたいぼがたくさんあるきゅうりです。 ● 卵を割ったときに、黄身が盛り上がっている卵と平べったくなる卵、どちらが新鮮だと思いますか。 答えは、黄身が盛り上がってる卵です。古くなると、黄身は平べったくなります。 3月3日(水)・レバニラいため ・みそ汁 ・バナナ ・牛乳 ごはんやパン、麺などの主食は左側にも、汁物は右側におきます。 この並べ方は、今から1000年くらい前の平安時代には完成していたそうです。長い歴史をかけてできた、一番食事をしやすい並べ方で、また、左側に大切なものをおくという、日本古来の考え方を反映したものとなっています。 3月2日(火)・あわせ和え ・肉じゃが ・牛乳 「肉じゃが」がはじめて作られたのは明治時代だといわれています。 「肉じゃが」が生まれた街として有名なまちがあるのですが、どこだかわかりますか。 ・神奈川県の横須賀 ・京都府の舞鶴 ・富山県の五箇山 答えは 京都府の舞鶴 です。 「肉じゃが」は、明治時代に京都の舞鶴にやってきた海軍司令官の東郷 平八郎という人が、海外で味わった「ビーフシチュー」の味が忘れられず、その味を再現したいと思い、作らせた料理がもとになっているといわれています。 海上自衛隊の図書館には、日本最初の「肉じゃがの作り方」が今も保存されているそうです。 3月1日(月)・コーン和え ・紅白白玉汁 ・シフォンケーキ ・牛乳 今日は6年生の卒業をお祝いする献立で、赤飯がでています。 日本では、入学や卒業、結婚などのお祝い事の時には「赤飯」を食べる風習があります。 お赤飯の始まりは、平安時代ことです。その頃の貴族は、赤米という赤い色のお米を貴重なものとして、神様にお供えしていました。特別な日には、赤米を蒸して強飯にして食べていました。これが「お赤飯」の始まりとされています。強飯はおこわとも呼ばれます。 現代では、赤米ではなく、もち米と小豆やささげなどの赤い豆で作ります。 赤い豆を煮た汁に、もち米を浸して赤い色をつけます。その色のついたもち米と豆を一緒に蒸して作ります。 最近では、お赤飯を家庭で作ることは少なくなりましたが、お赤飯を食べてお祝いする風習は続けていきたいものですね。 2月26日(金)・ひじきのごまあえ ・白菜スープ ・デコポン ・牛乳 今日は「大豆と白えびのかりかり揚げ」が給食に出ています。 白えびはその名のとおり身が白く、上品な甘みと、とろける様な食感が特徴です。 水揚げされた時は、淡いピンク色に輝き、その美しさから「富山湾の宝石」とも呼ばれています。白えびは、富山湾の限られた地域でしかとれない、貴重なえびです。 さしみ、から揚げ、昆布じめなどで、おいしく食べられています。また、白えび せんべいや白えびバーガーなどもあります。 今日は、白えびと大豆にでんぷんをまぶして油で揚げ、甘辛いタレで味付けました。 2月25日(木)・小松菜としめじのおひたし ・大根のみそ煮込み ・いちご ・牛乳 今日は「あじのみりん焼き」が給食に出ています。 あじといえば、「まあじ」のことをいいます。あじの仲間は140種類もいるそうです。 「まあじ」の色は、白、銀、黄色、黒などがあり、形は細めのものからどっしりしたものまでいろいろです。あじの仲間の特徴として、えらから尾びれにかけて「ゼイゴ」という、かたいうろこの列が見られます。あじという名前は、「味がよいから」、 「おいしくて参ってしまうから」などの説があります。 2月24日(水)・肉団子のあんからめ ・梅肉和え ・ポケットチーズ ・牛乳 今日は「白ねぎと高野豆腐の卵とじ」が給食にでています。 ねぎには、白い部分と緑の部分があります。白い部分が多いねぎは白ねぎで、根深ねぎといいます。また、緑の部分が多いねぎは青ねぎで、「葉ねぎ」と呼ばれています。 日本各地では、白ねぎや青ねぎの他に、形や太さ、色などがちがう様々なねぎがとれます。麺類の薬味や、鍋の材料、汁物や煮物など、様々な料理に使われています。 白ねぎの栽培方法について紹介します。白ねぎは、ねぎの成長に合わせて根元に土をかぶせながら育てます。そのため、成長がおそく、とても手間がかかります。 ねぎは、その色によって栄養が違います。根深ねぎ、つまり白ねぎは淡色野菜です。白い部分には、ねぎの香りの成分が多く含まれています。一方、濃い緑色の青ねぎ、つまり葉ねぎは、緑黄色 野菜で、ビタミン類が豊富です。 2月22日(月)・なばなひたし ・すまし汁 ・ひなあられ ・牛乳 今日は、ひな祭り献立です。 ひな祭りは、女の子の健やかな成長と健康を願う「桃の節句」の行事です。 旧暦の3月 3日といえば、現在の3月 上旬から4月中旬で、ちょうど桃の花が咲く季節です。桃の木は病気や災いを寄せ付けない、縁起のよい植物とされています。 ひな祭りには、ちらし寿司や、はまぐりのお吸い物、ひしもち、ひなあられなどでお祝いします。ひなあられは、関東ではポン菓子、関西では塩味のおかきが食べられています。ポン菓子は、穀物を専用の機械に入れ、圧力をかけてふくらませたお菓子です。白、赤、緑 色に色づけされたものが多く、ひし餅の色と同じ意味があります。白は子孫繁栄、赤は魔除け、緑は厄除けというように、健やかな成長への願いがこめられています。 2月19日(金)・グリーンサラダ ・ポテトスープ ・牛乳 ほとんど毎日、給食で使われているにんじんは、きれいなオレンジ色をしていますが、大昔に食べられていたにんじんは、むらさき色だったようです。 にんじんは大きく分けると二つの種類に分かれます。1つは赤色、白色、黄色、紫色などカラフルで細長い種類です。もう1つは、一番食べられているもので、オレンジ色で、根が短い種類で、一年中 作られています。 食べやすくなるように研究され、現在のにんじんは、みずみずしく、甘く、にんじん独特のにおいのないものに変わってきています。にんじんには、カロテンという栄養素がたくさんあります。カロテンは、油と一緒に食べると体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAは、目や皮膚を丈夫にしたり、鼻やのどの粘膜を強くしたりして、病気にかかりにくくしてくれる働きがあります。 |
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