最新更新日:2024/05/23 | |
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3月15日(月)からの予定3月11日(木):図書室より おすすめ図書75
10年前の今日、多くの犠牲者を出した、東日本大震災が発生しました。10年たった今でも、行方が分からない人、仮設住宅で生活している人など震災の爪痕が残っています。この忘れてはいけない震災の記憶を、今を生きる私たちはどう考えて生きていくべきでしょうか?今日は、東日本大震災にまつわる本2冊を紹介します。
「ひまわりのおか」 ひまわりをうえた八人のお母さんと葉方 丹 3月11日、宮城県石巻市の大川小学校を大きな津波がおそいました。そこにいた74人の子供たちと10人の先生は巻き込まれ、命を落としました。津波により、見つからない我が子をもう一度抱きしめてあげたいと必死で探すお母さん。探してから3か月たったある日、お母さんの一人が言い出した「ひまわりをうえようよ」をきっかけに、学校の近くにひまわりを植えます。ひまわりの成長と重なるのは…。 「ぼくらの津波てんでんこ」 谷本 雄治 ―釜石のきせき― 岩手県釜石市の小中学校の児童・生徒は、大地震がおそい、津波がありましたが、99.8%という生存率でほぼ無事でした。それは、長年取り組んできた防災教育が背景にあります。昔から大きな津波に襲われた地域のため、先人は後世の人々が困らないように「津波てんでんこ」という言葉を語り伝えてきました。この「津波てんでんこ」という言葉はどんな意味があるのでしょう。津波がおそった釜石の子供たちの体験を元に私たちはどう自分の命を守るべきかを考えさせられる一冊です。 3月10日(水):図書室より おすすめ図書74
「図解 眠れなくなるほど面白い 社会心理学」 亀田 達也
社会心理学とは、人がどのように社会の中で行動や心の動きをし、どうしてそういう行動や心情に至ったのかを研究する学問です。人は、一人では絶対に行わない行動も、みんなと一緒だとやってしまう行動があります。たとえば、毎年ハロウィンの日に行われる渋谷での暴走や、デモ行進、企業による組織ぐるみの不正などが挙げられます。個人ではできないことでも、集団だと行なってしまうのはなぜでしょうか?人間の心が集団・社会生活でどう行動するのか知りたい人、必見です。 3月8日(月)からの予定3月4日(木):図書室より おすすめ図書73
「アオハル ポイント」 佐野 徹夜
―人間には、目に見えないポイントがある― 高校1年生の青木直人は、頭を強打してから、人の頭上に2けたの数字が見えるようになります。それはその人物を評価している数字。コミュ力・学力・容姿など、青木はクラスの生徒たちのポイントをこっそりノートにつけ始めます。ある日、クラスでポイントがかなり低い春日唯にその秘密のノートを見られ、絶体絶命に。秘密のノートを見られてから、春日のポイントを上げるため、二人は努力をしますが…。周りからの評価で左右されるのを気にしながら生きる高校生の希望と絶望を描いた青春ストーリー。 3月3日(水):図書室より おすすめ図書72
「サクラ咲く」 辻村 深月
中学一年生の塚原マチは、自分の意見をはっきり主張することができないというコンプレックスを持っていました。そんなマチの楽しみは、図書室で本を借りて読むこと。ある日、図書室で本のページをめくっていると「サクラチル」と書かれた一枚の紙が挟んでありました。その日から、たくさんのメッセージがいろいろな本に挟まっているのをみつけます。顔も知らない相手と図書室での交流が始まり、お互いに励ましあっていきます。そのメッセージを書いた人物の正体は…?他2作の短編集を載せた「鏡の孤城」で有名な辻村深月さんの青春小説。 2月25日(木):図書室より おすすめ図書71
今、図書室前には「心に響く名言集」を掲示しています。織田信長や高杉晋作といった歴史人物、「一瞬の風になれ」・「モモ」といった名作、人気アニメ「鬼滅の刃」、YOASOBI等のヒット曲からの名言が盛りだくさんです。名言に関連した本も多数展示してあります。元気や勇気が湧いてくるたくさんのメッセージを受け取ってください。興味がわいたら出典となる本を読んでみてはいかがでしょうか。
「走れ!若き獅子 高杉晋作」 古川 薫 「おもしろきなき世をおもしろく」の名言を残した、高杉晋作。晋作が生きた時代はペリー来航、安政の大獄、桜田門外の変など日本が激動する時代でした。日本が開国を迫られ、動乱でいらだちがつのっていた頃、吉田松陰との出会いを境に世の中に対する視野が広がり、意識も変わっていきます。晋作は、長州藩を倒幕に向かわせるよう力を注ぎ、身分を問わない「奇兵隊」を結成させるなど、大きな活躍を見せるのでした。「おもしろきなき世をおもしろく」の名言の意味を高杉晋作の太く短い生き様から学んでみませんか? 2月24日(水):図書室より おすすめ図書70
「読書のチカラ」 斎藤 孝
現在、スマートフォンやゲーム機が普及する中、読書をする子供が減少しつつあります。読書とは、人間が作り上げた文化の中で、もっとも画期的な発明です。人類の発展の歴史は、本によって築かれ、また本に刻まれて受け継がれてきました。たとえ、電子書籍が普及しても、これからも本の重要性は変わらないのです。なぜ、読書が重要か、読書がこれからの人生にどう意味していくのかということを考えさせられる一冊です。 2月22日(月)からの予定2月18日(木):明日からの学校再開のお知らせ |
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