最新更新日:2024/06/28 | |
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入学式 式辞
令和3年度 入学式 式 辞
色とりどりの花が咲き始め、心華やぐこの佳き日、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 94名の皆さんの入学を心から歓迎いたします。 保護者の皆様方におかれましても、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。 また、ご来賓の皆様には、公私ともお忙しい中、ご臨席を賜り、令和3年度の入学式を挙行できますこと、心から感謝申し上げ、高い席からではございますが、厚くお礼申し上げます。 さて、新入生の皆さん、皆さんは今、緊張の中にも新たな中学校生活への希望に、胸を膨らませているものと思います。少しばかりの不安をもっている人もいるかもしれません。 しかし、自信をもって中学校生活を送ってください。なぜなら、皆さんは、つい先日まで小学校で、最高学年として学校の中心的役割を果たしてきているのです。 小学校6年間で培った力はとても大きなものです。中学校では、少しとまどうこともあるかもしれませんが、小学校での経験がきっと役に立つはずです。 ですから失敗を恐れず、新しいことに挑戦してほしいと願っています。 その上で、中学校生活について心がけて欲しいことを3つお話ししたいと思います。 まずはじめに、自分の仲間を大切にしてください。私も含め、人は一人では生きていけません。色々な人との関わりの中で生きています。 中学校生活で言えば、共に学ぶ94名の仲間はもちろん、先輩や先生方とのかかわりの中で、自分を成長させていくのです。ですから、まずは自分の周りの人、新たな人との出会いを大切にしてください。 城山中学校では、教科の学習はもちろん、体育大会や合唱コンクール、校外学習や修学旅行、そして、部活動など、みんなで協力して行う活動をとても重要に考えています。 それは、人間として生きていく上では、単なる知識を身に付けるだけでなく、人との関わりの中で自分を生かしていく力が、とても大切だと考えているからです。 次に、自分で物事を決められるようになってください。中学校では、義務教育の最後の3年間を過ごすところです。この3年間で大人になる基礎を身に付けるところです。大人の条件は様々だと思いますが、その一つとして自分で考え、自分で判断・行動し、その責任を自分でとるということがあると思います。 もちろん、他の人のアドバイスを聞いてよいのですが、最後に決めるのは、自分自身だからです。中学校生活のあらゆる活動を通して、自分で判断できる力を高め、最終的には、3年生での進路決定を自分の力で、できるようになってほしいと願っています。 3つ目に、自分が今あることそのものに感謝をしてください。私たち人間は生物的には非常に未熟な状態で生まれてくる動物です。誰一人、自分一人では生きていけない者として生まれてきます。 今、この世に二つとない自分というものがあるのは、自分を育てていただいた保護者の方はもちろん、家族・小学校の先生方、地域の方々など多くの皆さんにかかわっていただいたお陰をもって、今の自分があるのです。 中学校の入学を機会に今一度、周りへの感謝と自分をよりよく高める決意をもってもらいたいと思います。 新たに加わった1年生を含め、城山中学校生徒全員の今年度の活躍に期待し、式辞といたします 令和3年4月8日 富山市立城山中学校 校長 池淵 直人 始業式 式辞
今日から、令和3年度の学校生活が始まりました。
生徒の皆さん、進級おめでとうございます。今日から皆さんは、新3年生、新2年生です。 上級生になった自覚と心構えは大丈夫ですか? さて、今日はこれからの学校生活を充実したものにするためのお話をします。 それは、「自分を大切にしてほしい」ということです。自分を大切にするということは、けっして自分を甘やかすことでも、自分勝手に生活することでもありません。自分を磨き輝かせながら、自分をさらに伸ばしていくことです。では、どのようなことが自分を大切にすることにつながっていくのか、4つポイントを紹介します。 これは、校訓「誇れる自分を見つけ、美しい心を育てる」にも通ずると思います。 一つは「自分を傷つけない」ということ。 もちろん自分の体を傷つけることはあってはなりませんが、嘘をついたり、人をだましたり、陰で嫌がらせをしたりする行為も、誰にも気づかれずにすんでも、自分の記憶は消すことができず、少しずつ自分の心に傷をつけていくことになります。ぜひ、自分の心や体を傷つけないでください。 もう一つは、「自分に限界をつくらない」ということ。苦手だからそれはできない、もうこれ以上は無理だなど、自分の限界を自分で決めてしまうことがあるかもしれませんが、それでは、今はまだ気づかない能力などの自分の可能性に、自ら蓋をしてしまうことになります。苦しかったり、辛かったり、難しかったりしても、あきらめたり投げ出したりせずに、分かるように、できるようになろう、乗り越えよう。そんな気持ちで何事にも取り組んでください。 次は、「自分以外を大切にする」ということ。自分とかかわるすべての人や物に感謝し、相手を認め、思いやることは、間違いなく巡り巡って自分に返ってくるはずです。周りに迷惑がかからないかを考え、人と約束したことほど大切にし、率先して取り組む姿勢を身に付けてください。 最後は、「夢や目標をもつ」ということ。夢や目標をもつことで、間違いなく、もたないときよりも、様々なものに真剣に取り組めたり、一日一日に充実感がもてたりします。そして、今まであきらめたり流されたりしていたことにも、少しずつ立ち向かう勇気が生まれてくるはずです。 私たち教職員は全力でサポートします。 |
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