最新更新日:2024/09/17 | |
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リモート授業に、思うこと
速星小学校では、リモート授業について今年度、先生たちが研修を積み、教室では子どもたちと先生で、1つの画面を共有して、互いの姿、声を視聴しながらの授業の体験を積んできました。この取組が、このコロナ禍で十分に効果を発揮して行くだろうと確信しています。
驚かされるのは、先生、子ども、それぞれの適応の速さです。画面の前の先生も、画面に一覧に映っている子どもたちも、全くと言っていいほど、戸惑いが見られません。 リモートに関しては、昨年来、いろいろな効果について、働く大人の世代でも話題になってきました。複数の人が、離れた場所から、コミュニケーションがとれることの便利さが特に注目されてきました。しかも、双方向に話したり、聞いたりできるのですから、ほんの数年前の生活では考えられなかった便利さです。 ところが、ここに来て、改めて考えさせられることは、学校、教室にみんなが集まって、時間と空間を共有している従来の授業の魅力は何だろう?と言うことです。 現段階のICTの機能では、全員が同時に声を発しながら、互いにその声を聞き合うという音楽科の合唱のような機能はリモートではなかなか難しいのです。また、リモートでは、体育科でのバスケットボールようにボールをパスし合うこともできません。 このようなことは、あくまでも現段階のICT機能では難しいのですが、近い将来、まるで同じ空間で行動しているようなメタバースのようなICT機能での学習が可能になるかもしれません。現に、国の計画としては、今後、タブレット端末での個人の学習の記録を、継続して生かすような、デジタルベースの学習の蓄積も計画されています。 益々、みんなで、学校、教室に集まるからこそ、できること、感じられることについて、授業の魅力を再発見していきたいと考えています。 新しいページが増えました!!「校長室から」です。
コロナ禍を健康でたくましく乗り切ってほしいという願いで、子どもたちにしっかりと取り組んでほしい、5つのSを3学期のはじめに提示しました。
Sで始まる5つの言葉です。 1. Study(勉強) 2. Sports(運動) 3. Sleep(睡眠) 4. Shokuji(食事、ローマ字です) 5. Smile(笑顔、心の笑顔) です。この5つは、大人はもちろんのこと、子どもたちも「大切なことはよく分かっているよ!」と言われそうな内容です。何を今さらという感じですが.... ところが!!ところが、なのです。 速星っ子の今年の実態は、1〜5どの項目にも、課題が見られました。 あえて、言葉にすれば、学習と体力に課題があり、睡眠が十分とは言えず、食事・栄養バランスも十分ではない。そして、もう少し笑顔がほしい。と言うことになります。 欲張りでしょうか。 決してそんなことは、ないと思います。 小学校教育での一番の財産は何か?と聞かれたら、「生活習慣」と答えます。 この財産は、一生ものです。 いくら他人が教えても、お金と時間をかけても、 本人が本気にならなければ、身につくことない(手に入らない)とても貴重な財産です。 この5つのよりよい生活習慣を身につけるには、たったひとつの大切なものが必要です。 それさえあれば、勉強習慣も、運動習慣も、睡眠習慣も、食事習慣も、笑顔も、手に入れる努力が、たやすくなるのです。 それは、.... 「どんな自分になりたいか?」 という、なりたい自分へのあこがれです。 「こんな自分になりたい!!」と本気で願って、毎日行動していくことで、どんどんその人らしい輝きが増してくるのだと思います。 速星っ子は、せっかく「星」のつく名前の学校に通っているのだから、一人一人の輝き方で、きらきらと輝いてほしい。 校長先生は、本気でそう願っています。 |
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