前回から一週間、家でもリコーダーを練習してきたようで、運指も滑らかになっている子が増えてきました。伴奏CDの速さにもずいぶん慣れてきたようです。

　

授業の後半は、自由にコンパスを使って円を描きました。子供たちの成長は早いです。ほとんどの子供が、コンパスで円を描けるようになってきました。中心は変えずに、半径を変えながら円を描いていたTさん、くまさんが描けたよと自慢していたSさん、オラフが描けたと、喜んでいたMさんなど、コンパスで描き出される曲線の面白さに、子供たちは楽しみながら取り組んでいました。

子供たちの発想には、時々驚かされます。前回の理科の時間、糸電話を使って「音は振動が伝わっていくこと」を確認した３年１組の子供たち。ノートには、「プラスチックのカップとか、もっと大きいコップだと大きく聞こえるのかな」「糸が長くなっても、聞こえるのかな」という新たな疑問が書かれていました。
教科書にもない子供たちらしい疑問。これは、試してみるしかありません。
今日の理科の時間は、アイスクリームのプラコップや大きいプラスチックのコップを使って、糸電話を作り、音の伝わり方を比べてみました。
結果はどうだったのか。お子さんに聞いてみて下さい。

昨日のノートを読むと、学習の振り返りに「コンパスを使わなくても円がかけるのが分かりました」「早くコンパスを使ってみたいです」と書いている子がいました。
今日は、いよいよコンパスを使って円を描く活動です。
１　半径を測り取り、
２　中心に重心をかけながら
３　進行方向に少し傾ける
言うのは簡単ですが、これを身につけるのには、慣れが必要です。
親指と人差し指で持ち手だけを持って回転させる練習から始め、
子供たちは、いつにも増して集中していました。
「失敗しながら、だんだん上手になるんだよ」
と、言い続けました。
描けるようになってきた子たちが、友達にアドバイスする姿も見られました。

　今年は感染症対策のため、５年生が就学時健診で来年の１年生のお世話をする機会がありませんでした。しかし、その分休み時間の準備では、５年生みんな一生懸命働いていました。

　総合で活動している会社の看板が完成しました！社員一人一人が意見を出し合い、会社の願いや、ロゴマークを考えました。商品開発に向けて、さらに一歩前進です。

　

前回の授業で、「人間の声は、のどの振動が伝わっていくのではないか」と、考えた子供たち。今日は、糸電話を作って、音が伝わるのかを調べました。

円の定義を学んだ子供たちは、コンパスを使う前準備として、中心に画鋲を打ち、等距離にある点を結んで円を描くという活動をしました。そして、できた円を切り抜き、半径や直径の特徴を調べました。