今年の学校巡回劇場はパントマイムでした。実際に生で見たことがある子供は少なく、興味津々で鑑賞していました。音のない世界で、体の動きだけで表現する様を見て、それぞれの感じ方やとらえ方があり、子供たちの想像力に驚きました。

　学校巡回劇場に参加し、パントマイムを見ました。体の動きだけでその場にないものを表現する技に、子供たちは驚いたり笑ったりしながら楽しく鑑賞することができました。実際にパントマイムをやってみる時間では、意外と難しいことが分かり、プロのすごさを実感しました。

　公演では、長い風船を使っていろいろな動物を作ったり、生卵を入れたザルを高い棒の先にのせてバランスをとったりする演技も見せていただきました。成功すると、大きな拍手が沸き上がりました。子供たちにとって、とても楽しい時間になりました。

　９月３０日（水）に、富山県巡回劇場が公演されました。題目は、はせがわ天晴による『マイムの時間』です。身の回りにあるものや人の心情を体で表現する演技を、子供たちは食い入るように見ていました。また、「パントマイム教室」では、体の動かしのこつを教わり、上手に表現しようとがんばっていました。