「十四歳日和」　水野　瑠見

　中学生になると思春期特有の、緊張、不安、悲しみ、怒りなど、今までに味わったことがない感情が現れる時期です。中学生になって、おしゃれに目覚め、小学校の頃とは違ったイケている仲間と一緒にいるけど、自分の居場所は本当にここなのかと悩む葉子。幼馴染の芙美とはずっと友達関係だったのに、芙美に好きな人が出来てから気持ちに変化が現れ、戸惑うたける。アイドルのオーディションを突破して、今までの自分とは違う世界を夢見る律。成績はトップレベルなのになぜかいつも２番で1番の謎の人物に妬みを感じる大地。それぞれの思春期真っただ中の気持ちをみずみずしく描いた作品です。

今日の総合的な時間は、冬季休業中の課題であった「上級学校」について調べたことを班員に発表しました。主な内容は学習内容、部活動の種類や成績、進学先や就職率などについてです。発表後は疑問に思ったことを質問する場面もありました。
明日以降、テキスト確認テストが返ってきます。納得いくまで復習をし、本物の力にしましょう。

　２学期末に行った職業調べの発表会を各クラスで開催しました。発表を聞いて、自分の将来を考える材料にしてほしいと思います。
　１学年では、来週１月２９日（金）に『１３歳の学び』を予定しており、１０の業種に従事されている方々にご来校頂き、お話を伺う機会を設けます。この貴重な機会も今後の自分の進路検討に生かしてほしいです。

降雪は一段落しましたが、各クラスで分担して朝の除雪作業をしています。本日は２組のみなさんが、少し早く登校して頑張りました。
体育館と部室の間の通路の拡幅等を中心に作業をしてくれました。

昨日の国語に続き、本日は社会、数学、理科、英語の４教科のテキスト確認テストを行いました。終了後、「数学の時間が足りなかった」と話している生徒もいました。学習→確認→復習と繰り返し、自分自身の力にしましょう。

始業式の日に行った書き初め大会の作品を、臨時休業期間を挟んで学年フロアに展示しています。
国語の時間に、鑑賞会として、お互いの作品を見る時間を設けました。じっくりと鑑賞しながら、クラスをまたいで、友達の筆遣いのよいところを参考にしたり、普段は見えない仲間のいい所に気付く機会になったりしています。

　本日６限、１学年は３学期最初の学年集会を開きました。本来であれば、３学期の見通しや注意点について話をする時間ですが、今回は「ゲーム（ネット）依存」について学年の実態を踏まえて話をしました。
　２学期末に１学年独自に行った家庭生活状況調査の結果、ゲームやインターネット（動画視聴やオンラインゲーム、SNSの利用など）の使用時間が長い傾向が見られました。また、優先順位を無視し、ゲームをしてしまっている様子も見受けられます。
　「依存症」の危険性について説明した上で、「時間の制限」と「現実生活の充実」がゲーム（ネット）依存に陥らないためのポイントであると伝えました。各ご家庭においても、ゲームやネットの利用について見直しを図って頂けると幸いです。
　
　

今日も外の降雪の状況が気になる中、生徒会室では執行部や専門委員会が次の活動の準備を進めていました。
昼の放送や学校生活に関するアンケートを作成し、今後全校生徒に配付する予定です。
また、全校生徒に「コロナ後にやりたいこと」を募ってまとめているガーランドに追加分を付ける作業も進めました。
いつもみんなのために頑張る姿が見られる生徒会室です。

大雪による休校から再開し、本日より３学期の学習が始まりました。
また、１２月から開始したテキスト学習の定着度をはかるため６限にテキストテストを行いました。今回の出題は、一度学習した内容なと同じ問題です。間違えた問題や忘れてしまった問題の復習をきちんと行い、来年度の自分に自信がつくようにしましょう。

「ライオンのおやつ」　小川　糸

　主人公、海野雫はがんに侵され、余命が幾ばくもありません。唯一肉親の父の元にも行くこともはばかられ、雫は、「ライオンの家」というホスピスにお世話になることを決めます。「ライオンの家」では、毎週日曜の３時からおやつの間でお茶会が開かれます。そこでは、「ライオンの家」に滞在する人々が人生でもう一度食べたいおやつをリクエストすることができるのです。どんな味だったか、どんな形だったか、どんな場面で食べたのかなど思い出を重ねながらいただきます。雫が決めた最期のおやつとは…？「ライオンの家」であたたかな人々と出会い、雫は「死」と向き合い最期の時を受け入れます。