１年生５６名、無事１学年を修了することができました。コロナ渦の中、例年と異なる学校生活でしたが、そのような中でも子供たちは楽しみを見い出し、毎日元気よく過ごした１年間でした。校歌斉唱は声を出さずに歌うことになりましたが、心の中でしっかりと歌うことができたようです。

　３月２４日（水）、令和２年度の修了式がありました。今年度初めて、体育館に全校児童が集まって行われました。学級の代表の子供たちは、校長先生から修了証をしっかりと受け取りました。その後、校長先生のお話を聞きました。校長先生は、「見たい」「聞きたい」「やってみたい」「はっきりさせたい」など、主体的に行動してほしいことを子供たちに話されました。子供たちは、校長先生が話されたことを心に留めて、大きく成長してくれることと思います。１年間、本当にありがとうございました。

　今週は、学習のまとめを中心に行っています。テストを見直したり、これまでに学習したことを確かめたりしました。算数ボックスを使って、家でもできる算数の学習もやってみました。春休みも進んで学習をすすめることができるといいですね。

　転出する友達とのお別れ会を兼ねて、学年末のお楽しみ会をしました。優しい子供たちは、転出する友達が一番楽しめるようにと考えて活動していました。１年間がんばってきた子供たち。来年度も友達と共に学び合い助け合い、笑顔あふれる小学校生活なることを願います。

　来年度の新１年生を迎える練習をしました。西田地方小学校に安心して通ってもらえるように、どんなことを伝えたらよいか考えて準備してきたことです。また、みんなで作成した動画も観ました。自分たちが出演してクイズを出したり踊ったりしている動画ですが、新１年生のようにノリノリで楽しみながら観ていました。

　１年時最後の体育に、ドッジボールゲームトーナメントを行いました。どの団も勝つ自信に満ちて、いつもよりスピーディな動きを見せたゲームでした。

　跳べる技や回数がどんどん増えています。「上達のこつは？」と子供に聞いてみたところ、「毎日とぶこと！」「目標回数をはっきり決めること！」などの答えが返ってきました。考えながら練習に取り組む姿に感心しました。

国語科の学習で、西田地方小学校の自慢できるところを考えました。体育館や運動場、歌、６年生など学校の良いところを探しました。同じ考えをもつ人とグループになり、話し合いを進めました。そして、グループの思いが伝わるように工夫して発表しました。

　「すきまちゃんのすきなすきま」という学習をしました。思い思いの『すきまちゃん』をつくり、『好きな隙間』を探して置きます。自分のすきまちゃんにぴったりの場所を見つけて、自分で撮影をしました。デジタルカメラの扱いにも慣れ、上手に撮影できていました。

　３月１９日（金）に、令和２年度の卒業式が行われました。卒業生５３名は、一人一人しっかりと卒業証書を校長先生から受け取りました。校長先生は、努力することをこつこつ積み上げることで夢に向かって頑張ってほしいと話されました。子供たちは、校長先生の話を心にとめて、未来に向かって頑張ってくれることと思います。