学年セレモニーでは、校長、３学年の教員スタッフに、卒業生から感謝の弁が述べられました。

　卒業証書授与式の後、学級で一人一言ずつ述べ、最後の学活を終えました。学年セレモニーのため、生徒玄関前へ移動しました。

この１年間、主に数学の授業でお世話になった長沢先生へ感謝の気持ちを伝えました。

1年生がダンスをしています。
決められている動きに自分達でアレンジを加えながら行なっています。

　盛大な拍手の中、卒業生６５名は巣立っていきました。

　卒業生の答辞は、前期生徒会長が述べました。入学してからのいろいろな出来事を振り返っていました。卒業生一人一人は、自分の思いと照らし合わせながら聞いていました。最後に、教職員、下級生、地域の皆様、そして支えてくれた家族に感謝の言葉をかみしめるように語ってくれたことが、その場にいた皆の心に響きました。また、卒業生の思いのこもった合唱「輝く笑顔」も感動を与えてくれました。

　２年生の後期生徒会長が送辞を述べました。学校行事、部活動を通して３年生からいろいろなことを学んだこと、これから２年生、１年生で上滝中学校を引っ張っていく責任の重さを語っていました。心から先輩を想う気持ちがよく伝わりました。在校生が歌った合唱曲は「変わらないもの」です。

　育友会（ＰＴＡ）会長から、祝辞をいただきました。入学式後まもなくから、コロナ禍の影響によっていろいろな経験をしたこと、１年生、２年生、３年生と学年を重ねる中で、成長を見せた合唱コンクールの話など、心打たれる内容ばかりでした。

　校長の式辞では、「日本一すてきな中学生」が卒業生の心に根付いたこと、また、朗らかな笑顔を絶やすことなく、努力し続け、日々成長できていたこと等が語られました。

　当日前の３日間で、卒業式の通し稽古（卒業証書を全員がもらう練習）を４回も行ったので、卒業生の動きは流れるように美しかったです。また、保護者の前で向きを直し、一礼する姿にも決意のような思いが感じ取れました。