来賓のみなさま、保護者のみなさま、在校生を代表して５年生一同から、はなむけの言葉と温かい拍手を送られ、巣立ってゆく卒業生。
　一人一人がとても輝いて見えました。

　早春の光を浴びて、１０５名の卒業生が芝園小学校の卒業証書を手に、新しい一歩を踏み出しました。

　生活科では、８さいになるまでの自分についてインタビューしたり、調べたりして、分かったことをクロームブックを使い、スライドにまとめました。学習のまとめとして、スライドを自分で操作しながら、自分たんけんの感想を発表しました。
　「ここまで成長でき、家族にありがとうを伝えたい」「自分のことをもっと、知りたくなった」など、自分の成長を実感しながら、語っている姿が印象的でした。
　

　音楽科では、３つのパートに分かれての合奏に挑戦しました。鍵盤ハーモニカが担当する主旋律パート、木琴パート、バスマスターの低音パートに分かれ、それぞれの楽器の音をよく聴き合いながら演奏を楽しみました。
　友達のグループの合奏を聴き、「バスマスターの低音が、合奏を引き立てているね」「木琴の打ち方で音の響き方が変わるんだな」と感想を言い合いました。

　メロンやパイナップル等９つのフルーツの名前を英語で発音したり、授業の後半には習った９つのフルーツの名前を耳で聞き取りながらビンゴを楽しみました。

　総合的な学習の時間に進めてきた、芝園遺産についての発表を、２年生に聞いてもらいました。２年生から、「聞きやすい声で、すごいと思いました。」「わたしも３年生になったら頑張りたいです。」と言われ、嬉しそうな子供たちでした。

　もうすぐ卒業する６年生が、３年生の教室へいろいろなことを教えに来てくれました。
　１組は、４年生から始まるクラブ紹介、２組は、ローマ字クイズ、３組と４組は、コンパスの使い方教室を行い、どのクラスも楽しい交流になりました。

　集会委員会の企画である自慢大会の、6年生の放送の日でした。1組は円周率を言いながらルービックキューブをそろえていて、ぴったりできた時には、思わずオー！と声が上がりました。2組は難しい折り紙と、お気に入りの文房具の紹介、フラッシュ暗算でした。フラッシュ暗算が成功した時には「すごすぎる！」と拍手が起こりました。3組はみんなで練習したダンスでした。小道具作りや掛け声、映像のサポートなどみんなで取り組んだので、他のクラスの人も面白いと感じてくれたかな？と気になっていました。

　最後に、手作りの６年生の１年間のすごろくと、金沢に校外学習に行った時に国語科で作った、金沢の魅力を伝えるパンフレットを五年生に渡しました。バトンが受け継がれ、五年生から「あー、もういなくなっちゃうのかぁ」という声が聞こえて、5、6年生の心の絆を感じました。

　前半は「6年生の１年間すごろく」をしましたが、後半は、「委員会首脳会談」をしました。委員会ごとに集まり、今年の委員会活動を振り返ったり、一緒に来年の活動や構想を相談したり、円滑に進めるためのコツを伝えたりしました。「話しやすい雰囲気を作ることが大切だよ」「５年生が進んで活動してくれて助かったよ」と互いの思いを語り合いました。