天候にも恵まれ、豊かな大自然の中で、子供たちはかけがえのない経験をしました。活動の度に、素敵な笑顔や真剣な顔、友達と大切にしようとする姿が見られました。学校到着後には、「楽しかったね」「最高だったね」と話す子供たちがいました。子供たち同士の心の距離は大きく縮まったように感じます。

　野外活動教育センターでは「来たときよりも美しく」を合い言葉としています。様々な活動を終えた後は、係の子どもを中心に清掃活動にも一生懸命取り組みました。
　竹スプーンづくりでは、活動後、小さく細かい竹くずを一生懸命にほうきで掃く子どもの姿が見られました。それだけでなく、ほうきのない子どもは１つ１つ丁寧にごみを取っていました。

　静かに話を聞いたり、自分の仕事をきちんと全うしたりする子供たちですが、楽しむ時は力いっぱい楽しんでいました。
　キャンドルサービスの第２部では、係の子供たちが考えた様々なゲームをしました。１日目の最後の活動は、子供たちのたくさんの笑顔で包まれました。

　宿泊学習中には、予定や練習と違うこともありました。その際、子どもたちは臨機応変に行動したり、班の友達と協力したりしていました。
　また、村内ビンゴオリエンテーリングでは、滑りやすいところや段差があるところで立ち止まって「ここ危ないから気を付けてね」「ちゃんと待つからゆっくりでいいよ」と心のあたたまる言葉かけをしていました。

　初めての宿泊学習で、楽しみと不安がある子供たちでしたが、施設の方の話をよく聞き、藤ノ木小学校の５年生として責任のある行動を心がけていました。特に、施設の方の話を真剣に聞く子どもたちの様子はとても素敵でした。施設の方の話を聞いて、自分の仕事をきちんと全うしました。

　１泊２日の宿泊学習が終わりました。子供たちは、この２日間友達と協力してオリエンテーリングや野外炊飯等の活動を行ってきました。出発したときの子供達の顔と比べると、宿泊学習を終えて帰ってきたときの子供達の顔は頼もしく成長したように見えました。今回の宿泊学習で学んだことをこれからの生活に生かしていってほしいと思います。

　学校に帰る際のバス内の様子です。

退所式の様子です。

５組のカレーライスを食べている様子です。

　４組のカレーライスを食べている様子です。