最新更新日:2024/11/17 | |
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第5回中堅教諭等資質向上研修「車座談義」車座談義は、同じ悩みをもつ受講者同士で語り合うことを通して、職務遂行におけるヒントを得て、今後の職務に対する意欲を高めることを目的に今年度から始まった研修です。 授業改善や特別な配慮を要する子どもとのかかわり、部活動、時間の有効な使い方等、自分で選択した課題について、具体的な体験をもとに語り合いました。受講者は、「日々の生活に追われていることが多いが、自分の生き方について今一度考える機会となった。」「完全に解決することは難しいけれど、悩みを共有することで少し心が軽くなった。皆さん、仕事にやりがいを感じておられて素敵だと思った。」と振り返っていました。(担当:研修係) 6年次教職員研修会教科指導研修会2・閉講式9月20日(水)に始まった「6年次教職員研修会教科指導研修会2・閉講式」は、5中学校で開催し72名が参加しました。これで今年度の「6年次教職員研修会」の教育センター等における研修がすべて終了したことになります。「先輩に学ぶ研修」で研修を受け入れてくださった学校と先輩の先生方、「教科指導研修会」で授業公開をお引き受けくださった学校と6年次の先生方に感謝申し上げます。 同期の仲間との有意義な学びの機会となり、今後の教育実践や授業改善に活きることを期待しています。各学校におかれましては、受講者の研修参加へのご配慮、研修成果の見届け等へのご協力ありがとうございました。 情報活用能力育成研修会公開授業研修会(水橋中学校、長岡小学校)講師の京都教育大学 講師 大久保紀一朗先生より、2校の公開授業に基づいて、「個別最適な学びと協働的な学びの基盤としての情報端末・クラウド活用」と題して指導講話をいただきました。社会背景の変化により自立した学習者を育てる必要があることや、教師が「教える」授業から学習者が「学び取る」授業へと授業観の転換が求められていることなど、クラウド環境を生かした授業づくりについて事例を交えながら分かりやすく教えていただきました。 受講者からは、「これまでの一斉指導から個別最適な学びにすることで、教師の意識もアップデートしていくことが大切だと学んだ」「子どもたちが自ら学習を進めたり、調整したりできる授業を目指して今後も努力していきたい」などの感想が聞かれました。学校や子どもの実態に応じて、子どもの学びを支えるツールとして一人1台端末を活用した授業改善がより一層進むことを期待しています。 情報活用能力育成研修会公開授業研修会(上滝中学校、新庄北小学校)講師の信州大学 准教授 佐藤和紀先生より、2校の公開授業に基づいて今求められるクラウドを活用した授業づくりと教員の働き方について指導講話をいただきました。一人一人のタイミングやペースで、繰り返し学習に取り組めるようにすることや、学習の流れや学習の手引きといった子どもに委ねられる情報を提示しておくこと、教員の学び方としても指導案や座席表等をクラウド活用していくことなど、クラウドを活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けてポイントを具体的に教えていただきました。 受講者からは、「子どもの学び方を変えるには、先生の学び方、先生の働き方を変える必要があるということを強く感じた」「教師が教えるべきことを吟味して、子どもが考え互いに学ぶ場や時間をとらなければならない」などの感想が聞かれました。研修会での学びを生かして、各校の実態に即した校務や授業でのクラウド活用が一層推進することを期待しています。 6年次教職員研修会教科指導研修会2・閉講式協議会では、子どもが主体的に課題に取り組むための教材や学習の進め方の要因についてたくさんの意見交換をすることができました。指導助言では、ペア学習をする際の視点や方程式の学習における解の吟味などについて参観者と授業者に具体的かつ丁寧にご指導いただき多くのことを学ぶことができました。 このあと「6年次教職員研修会教科指導研修会2・閉講式」は4中学校(南部、水橋、八尾、堀川)で行います。6年次教職員の受講へのご配慮、研修成果の見届けなどへのご協力をお願いします。 2年次教員研修会、初任者研修会【授業研究】授業後の研修会では、リズム遊びの導入やChromebookの使い方、授業の基盤となる温かい学級づくりについて協議を行いました。受講者は、授業記録をもとに子どもの具体的な姿を取り上げて活発に意見を交流しました。 このような2年次教員と初任者教員が2年次教員の授業を参観し、実際の子どもの姿を通して授業研究を行う研修を、小学校で6回(西田地方、五福、大庄、呉羽、浜黒崎、老田)、中学校で8回(速星、東部、堀川、山室、南部、岩瀬、三成)行います。初任者教員、2年次教員が自身の授業改善に活かしていくことを期待しています。(担当:研修係) 家庭との連携に関する研修会学校、子ども、保護者の良好な関係の構築について、事例を通して具体的な対応策を教えていただきました。小野田先生の熱く、力強いご講演から、「元気をいただいた。保護者の思いや背景を考え、誠実に対応したい」「小野田先生のように悩んでいる人を見捨てない温かい自分でありたい」などの感想が寄せられました。一人で抱え込まず、学校全体で情報を共有し、チームとして対応することの大切さを改めて学ぶ機会となりました。(担当:研修係) 第9回 初任者・新規採用教員研修会講義では、具体的な事例を基にしながら、障害の特性や特性に応じた支援の方法についてお話しいただきました。演習では、「できない、分からない」という子どもの思いを疑似体験することで、子どもの特性に寄り添いながらアプローチすることの大切さを学びました。受講者は、子どもの姿を思い浮かべながら自身の子どもとのかかわり方を振り返り、個に応じた支援へのヒントを得ることができたようです。(担当:研修係) 中堅教諭等資質向上研修「社会に学ぶ研修会2」(1)異業種のリーダーの方のお話は受講者にとって今後の研鑽への意欲を大いに喚起する学びの場となりました。受講者は、リーダーとしての心構えに刺激を受けるとともに講師の方々の人間力に魅力を感じていました。そして、学校のミドルリ−ダーとしての自身の在り方を見つめていました。(担当:研修係) 中堅教諭等資質向上研修「社会に学ぶ研修会2」(2)受講者からは、「リーダーとしてどのような考え方で仕事をしていくべきか、考えさせられた」「自分自身がもっと挑戦しなければならない」「夢を語る子どもを育てたい。そのために、自分も夢を語り続けたい」などの感想が寄せられました。 研修を通して、受講者は視野を広げ、中堅教諭としての役割や自分の仕事への向き合い方、自分の生き方を見つめ考えることができたようです。(担当:研修係) カリキュラム・マネジメントに関する研修会前半は、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けて−資質・能力の育成とカリキュラム・マネジメント−」をテーマに、知のネットワーク化(精緻化)、アウトプットの重要性、探究する学びの価値、資質・能力を育成するカリキュラム・マネジメント等についてご講義いただきました。後半は、グループに分かれ、協議を行った後、田村先生と3名の受講者によるディスカッションが行われました。 受講者からは「深い学びのイメージが具体化された」「知識を『つなぐ』ことの大切さが分かった」という感想が聞かれました。ペアトークや質問する機会が多く設けられたことで、これまでの実践を振り返りながら講義を受けることができ、より具体的な単元構想や教科横断的な学習のイメージをもつことができたようです。(担当:研修係) 第2回2年次教員研修会 授業づくりに関する研修会前半は、「授業を省察する〜子どもの『主体的・対話的で深い学び』に向けて〜」をテーマに、子どもの学びの事実を捉えながら授業改善していくことの必要性や「ICPAフレームワーク」という深い学びを捉えるための手立てについてご講義いただきました。後半は、受講者が録画した授業の動画を実際に分析しました。 受講者からは「授業を見る視点、授業を組み立てる視点が分かった」「実際に自分の授業を省察することで、発問や切り返しの課題が見えた」などの感想が聞かれました。各自が課題をもって授業改善に取り組もうとしている姿が印象的でした。(担当:研修係) 「特別の教科 道徳」指導に関する研修会情報モラル教育に関する研修会学習指導要領や近年のネットトラブルの事例に基づいて、様々な情報に触れ、ツールを扱う機会が増えてきていることから小学校低学年の段階から情報モラル教育を計画的に行う必要性があることや、身近な事例を取り上げ、教師も子どもと一緒に問題について考え、納得しながら学ぶことができるように指導を工夫することなど、「知っている」から「分かっている」「適切に行動できる」へと情報モラルにおける学びの質を高めていくポイントについて具体的に教えていただきました。また、演習では、グループになって受講者同士で意見交換しながら、情報モラル指導の課題を共有したり、2学期以降の取り組みを考えたりしました。 受講者からは、「それぞれの学校で、同じように悩んでいることが分かった。便利なものだからこそ、正しく利用することが大切だと思うので、情報モラルに関する指導をこれから大切にしていきたい」「情報モラルについて自分は分かっていても、子どもたちに危険さをどのように伝えたらよいのかを考えるきっかけになった」という感想が聞かれました。研修を通して学んだことを生かし、情報モラルに関する指導が充実することを期待しています。 幼児教育から学ぶ講演会受講者からは、「成長していく子どもたちのために、子どもの世界を大切にし、子ども主体の保育を心がけていきたい」「子どもに何を経験させたいのかを考えて、環境を設定することが大切だと感じた」「ますます複雑になる現代、どのような子どもを育てていきたいかを改めてじっくり考えていきたい」などといった感想が聞かれました。明日からの保育に生かしていきたいという意欲が高まる研修となりました。(担当:研修係) 小学校実験・実技研修会(外国語活動、外国語科)受講者からは「一人1台端末を効果的に活用することで、子どもたちがさらに意欲的に取り組むことができると分かった」「既習表現を繰り返し用いてスモールトークを行っていくことで、子どもたちが外国語に慣れ親しんでいくことができる」「ゴールに到達するための単元構想についてさらに教材研究をしていきたい」などの感想が聞かれました。主体的にコミュニケーションを図ろうとする子どもを育てるための学習指導について学ぶ貴重な研修となりました。(担当:研修係) 小学校実験・実技研修会(体育科)受講者からは、「体を動かすと自然と心がほぐれ、コミュニケーションが広がる。学級経営に生かすことができる」「運動が苦手だと感じている子どもも抵抗なく楽しく取り組むための声のかけ方やルールづくりが大切だ」「今まで自分自身が苦手だと感じていたが、教師自らが楽しむという姿勢を大切にしたい」などの感想が聞かれました。子どもが運動する楽しさや喜びを味わい、意欲的に取り組むための授業づくりについて学ぶ貴重な研修となりました。(担当:研修係) 小学校実験・実技研修会(図画工作科)受講者からは「身近な材料を学習に生かすには、教材研究が重要だと改めて分かった」「材料と思い切り触れ合い、材のよさを感じることのできる場が大切だと感じた」「子どもへの声のかけ方や助言する際のポイントが分かった。2学期以降に生かしたい」などの声が聞かれました。子どもが自分の思いを大切にしながら、作り出す喜びを味わうための学習指導について学ぶよい機会となりました。 小学校実験・実技研修会(音楽)受講者からは、「音楽が子どもたちの心をつないだり、気持ちをほぐしたりする。学級経営に効果的に生かしていきたい」「教師自ら音楽を楽しむ姿勢を示すことが大切だと思う」「歌唱指導のポイントを理解することができた。2学期以降の指導に役立てたい」などの感想が聞かれました。音楽と豊かにかかわろうとする子どもを育てるにはどのような学習や教師の心構えが必要かを学ぶ機会になりました。(担当:研修係) 小学校実験・実技研修会(理科)受講者からは、「子どもたちの理解が深まり、さらに調べてみたいという意欲がわくような実験を行っていきたい」「安全に実験を行う必要があり、そのためにも予備実験や実験準備が大切さであると分かった」「実験結果が視覚で理解できると、子どもたちの意欲がさらに高まる」などの感想が聞かれました。子どもたちが自然の事物・現象にさらに興味をもつには、どのような学習や実験が必要かを学ぶ貴重な研修となりました。(担当:研修係) |
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