二日目の活動は野外炊飯でした。安全に気を付け、仲間と協力しながらおいしい焼きそばを作ることを目標に、ここでもファミリーで力を合わせて取り組みました。初めての包丁や火起こしに苦戦しながらも、自分たちで調べてきたことやその場で相談して決めたことを生かしながら、最後まで粘り強く調理することができました。仲間と作り上げたやきそばの味は格別だったようです。

　夜の学年集会では、一日のくらしを振り返り、くらしの時間を行いました。リーダーが中心となり、子どもたちが一日の中で感じたことを聞き合っていました。それぞれが自分のがんばりや成長を感じていることが分かりました。
　朝は早くから部屋点検に向けて、片付けや清掃に取り組みました。来たときより美しい環境を目指し、一生懸命活動する姿が見られました。

　夜はキャンプファイヤーを行いました。大きな火を囲み、学年全員でレクリエーション等の交流活動に取り組んだり、火を眺めながら、身の回りの人、仲間等に感謝の気持ちをもったりする時間になりました。特別な体験に子どもたちも引き込まれ、いつまでも炎を見つめていました。

　午後は天気も回復し、外でターザンロープやいかだ遊び、竹ジャングル等の池遊びを行いました。多くの子どもがターザンロープで池に飛び込んだり、いかだで池に浮かんだりするなど、呉羽の自然に思い切り親しむ時間となりました。

　食堂での食事も子どもたちにとってファミリーの仲間と過ごす楽しい一時となっていました。食べ残しをしないように励まし合うファミリーの姿も見られました。

　午前中は「館内オリエンテーリング」を行いました。あいにくの雨模様で予定していた舟遊びはできませんでしたが、館内に隠されたカードを探しながら謎を解いていく活動に子どもたちは面白さを感じ、熱中していました。ファミリーで知恵を出し合いながら、協力して問題を解くことで、ファミリーの仲を深めようとする子どもたちでした。

　呉羽青少年自然の家に到着し、入所式に臨みました。早速子どもたちは日頃のくらしづくりの成果を発揮し、自分たちで移動や整列を行い、子どもたちの司会・進行で会を進めることができました。出発式同様、こんな宿泊学習にしたいという目当てをしっかりと
伝える子どもたちでした。

　4年生は初めての宿泊学習をむかえました。ここまで、ファミリー毎に目当てを立て、活動の準備に取り組んできました。その成果を発揮しようと子どもたちは輝いた目で出発式に臨みました。仲間との絆を強くしたい、ファミリーで協力したいなどの発表からも子どもたちの宿泊にかける思いの強さを感じられました。

　学校で飼育していたカブトムシが土から出てきて、委員会主催のカブトムシフェスが開催されました。夢中で触る子どもやカブトムシのコスプレをして参加する子どももいました。

　１〜５年生保護者を対象に、給食参観・学校給食試食会・給食懇談会を行いました。普段の給食の準備の様子や、食べている様子を参観していただきました。
　また、家庭科室では、実際の給食を試食し、青木学校栄養教諭の食育のお話を聞く懇談会を行いました。食育について考えるだけでなく、他学年の保護者が交流できるよい機会となりました。