民俗資料館では、石臼体験をすることができました。「おもいな」「そば屋さんでもみたことある」など、感想をつぶやいていました。また、わらぐつやぞうりを履くこともでき、「あったかい」「歩きやすいよ」と話していました。

　民俗資料館では、昔の人の生活用具や農耕や養蚕などの生産用具を見ました。電話機、冷蔵庫、枕など、今の物とは違う形であることに気付きました。昔から今に発展している様子を知ることから、自分たちの３０年後の未来はどうなっているのか、想像をしている子供もいました。

　３００年の歴史を持つ「富山売薬」に関する資料がたくさん保管してありました。なぜ富山の薬が全国に広まったのか、薬はどうやってできるのかなど初めて知ったことがたくさんありました。昔の薬箱がたくさん展示され、今の薬箱との違いをよく観察していました。子供たちは「薬は昔も今も大事なんですね」と関心していました。

　楽しみにしていた校外学習がやってきました。校長先生や職員室の先生方に元気よく挨拶をして出発しました。最初は、富山市消防署へ行きました。ポンプ車の他に、救助工作車やはしご車などを見学しました。「たくさん種類があるなぁ」と子供たちはびっくりしていました。消防車に積んである機材やホースも見せていただきました。その後、通信指令室を見学しました。そこでは子供たちが通報体験をし、その状況から大きな画面に地図や情報が映し出され、消防士の方の仕事を間近で見ることができました。

　民芸合掌館では、茅葺き造りの家を見て、実際にいろりを炊いている部屋で話しを聞きました。昔の生活は、一つの炎がいろいろなことに活用されていることを知り、昔の生活が環境に優しいということも学びました。

　考古資料館では、富山市内で発掘された土器や土偶について説明を聞きました。千石町からも出土していることを知り驚いた子供たちです。考古資料館のキャラクターを探したり、各時代の出土品を眺めたりしながら、大地に残る足跡のすごさに感動していました。

　今回の避難訓練は、消防署の方に避難の様子を見ていただきました。休み時間中の訓練とあって子供たちは、さまざまな場所に移動していました。出火場所や避難コース、避難場所の放送を落ち着いて聞き、「お・は・し・も」を守って真剣に訓練することができました。学級での振り返りでも、前回の反省を生かし、多くの子供たちが静かに避難することができたようです。

　体育科の学習では、キックベースボールに取り組んでいます。いよいよ、色団対抗戦が始まりました。ボールを蹴る強さや方向を変えて、工夫しながらチームで協力して対戦していました。

　鏡を使って日かげに日光をはね返しました。「日かげの中に明るい形が見えたよ」「重ねるともっと明るくなったね」など、いろいろなところに日光をはね返しながら観察しました。

　理科の学習で、日なたの地面と日かげの地面では、あたたかさや温まり方はどれくらい違うのか観察しました。９時と正午の二回に分けて温度を測りました。「日なたのほうが日かげより温度が上がったね」「太陽の光があたっているからあたたかくなるんだよ」など、観察での気付きがありました。