総合的な学習の時間では、「西田地方のたからものを見つけよう」をテーマに様々な疑問や関心をもって調べ学習をしました。調べたことに合う写真やイラストを添えて、クロームブックや模造紙に分かりやすくまとめて発表しました。

　体育の時間に「プレルボール」に挑戦しています。ボールをバウンドさせて、相手コートに入れる競技で、ボールをしっかりとキャッチしたり、相手コートへの返球に変化をつけたりする練習をしています。試合に向けて各チームで作戦も立てています。

　粘土やアルミニウムはくの形をかえて、重さがかわるかを調べました。形を丸くしてみたり、細かくしたりするなどし、重さに変化があるのか興味津々ではかりをのぞきこんでいました。

　図工の時間に釘をうって作品を作っています。長さの違う２種類のくぎを使い、金槌で打ち込んでいきます。型抜きベニヤ板や角材を組み合わせて、いろいろな動きをつけたり、デザインを楽しんだりしています。

　理科の学習で、実験をしました。トライアングルに糸を結びつけもう一方にある紙コップには耳をあてて音が響くか聞いています。「太鼓みたいに、響いて聞こえたよ」「糸が動いている」と音が伝わる様子を耳で、手て感じた子供たちでした。

　民俗資料館では、石臼体験をすることができました。「おもいな」「そば屋さんでもみたことある」など、感想をつぶやいていました。また、わらぐつやぞうりを履くこともでき、「あったかい」「歩きやすいよ」と話していました。

　民俗資料館では、昔の人の生活用具や農耕や養蚕などの生産用具を見ました。電話機、冷蔵庫、枕など、今の物とは違う形であることに気付きました。昔から今に発展している様子を知ることから、自分たちの３０年後の未来はどうなっているのか、想像をしている子供もいました。

　３００年の歴史を持つ「富山売薬」に関する資料がたくさん保管してありました。なぜ富山の薬が全国に広まったのか、薬はどうやってできるのかなど初めて知ったことがたくさんありました。昔の薬箱がたくさん展示され、今の薬箱との違いをよく観察していました。子供たちは「薬は昔も今も大事なんですね」と関心していました。

　楽しみにしていた校外学習がやってきました。校長先生や職員室の先生方に元気よく挨拶をして出発しました。最初は、富山市消防署へ行きました。ポンプ車の他に、救助工作車やはしご車などを見学しました。「たくさん種類があるなぁ」と子供たちはびっくりしていました。消防車に積んである機材やホースも見せていただきました。その後、通信指令室を見学しました。そこでは子供たちが通報体験をし、その状況から大きな画面に地図や情報が映し出され、消防士の方の仕事を間近で見ることができました。

　民芸合掌館では、茅葺き造りの家を見て、実際にいろりを炊いている部屋で話しを聞きました。昔の生活は、一つの炎がいろいろなことに活用されていることを知り、昔の生活が環境に優しいということも学びました。