学習発表会では、総合的な学習の時間に調べたことや道徳科の時間に考えたことなどを発表したいと考えています。子供たちは、「最後の学習発表会を精一杯がんばりたい」「言葉に込められた思いを伝えたい」という願いをもち、少しずつ練習を重ねています。
　今日は、それぞれの場面の発表を見合いました。お互いのよさやこれから頑張りたいことを見付けていました。「もっと工夫したい」と、休み時間に小道具を作ったり仲間と声をかけて練習したりする様子が見られるようになってきました。自分たちから動き出す姿が頼もしく思います。

　３年生の合い言葉は「全力フラワーズ」です。その合い言葉に向かって、子供たちは日々がんばっています。学習発表会では、体育や音楽で学習していることを基に、自分たちで動きなどを決め、どんな発表にするか組み立てていきました。休み時間も練習に取り組む子、友達と声を掛け合い励まし合う子など、それぞれが目当てや目標に向かってがんばっています。学習発表会では、そんながんばる子供たちの姿をぜひ楽しみにしていただけたらと思います。残り２週間弱、子供たちが力を出し切れるよう全力でサポートしていきます。

　２学期から漢字の学習に取り組んでいます。初めて習う漢字は、筆順を意識するために、一画ごとに数えながら書いています。また、止め、はね、はらいに気を付け、丁寧な字を心がけています。
　漢字のノートに練習するときには、読み仮名や送り仮名も一緒に練習しています。マスを意識してバランスよく書くことができるよう、何度も練習を繰り返しています。習った字を正しく書けるように、宿題で練習することがあると思います。漢字が好きになれるよう、ご家庭でも声をかけていただけたらと思います。よろしくお願いします。

　家庭科の学習では、様々な資料をもとに洗濯と環境について考えました。環境によい洗濯をするために汚れや洗うものに合わせた洗剤や洗い方で洗濯をする必要に気付きました。
今日は、手洗いに挑戦しました。環境によい洗濯をするために、水と洗剤の量をきっちり量ることや、少ない回数ですすぎをすることに気をつけて洗濯していました。汚れがひどいものは自分で洗うなど、学んだことを生活の中で生かしてほしいと思います。

　今日は歌の練習だけではなく、明日の本番に向けて、待機場所からステージまでの入場の仕方や本番直前のリハーサルについての確認を行いました。子供達は、当日の自分の動き方についてイメージをもつことができたようです。
　いよいよ明日は本番です。今までの練習の成果を存分に発揮し、最高の歌声を響かせてほしいです。

　家庭科の学習では、ミシンを使って縫い物を行います。
　今日は、上糸と下糸をミシンにかけ、練習布を縫いました。子供たちは、糸をミシンにかけるだけでもとても苦労した様子でしたが、仲間と協力して何とか直線縫いを行うことができました。今後は、ミシン縫いの練習を重ね、ミシンを用いた製作（ウォールポケット）づくりに取り組む予定です。
　

　算数では、かけ算の学習に取り組んでいます。ペアで「ランドセルロッカーは、１段に４つずつあって、それが４段あるから、４×４になるね」、「教室の中にたくさんかけ算でもとめられるものがあるよ」などと、話をしながら、教室にあるたくさんのかけ算で表せるものを見付けていました。
　学習の終わりには、「かけ算を使ったら、数を数えなくてもすぐに全部の数があるからいいね」と振り返り、生活の中に隠れている算数のよさ、便利さに気付くことができました。

図画工作科では、「ヘチマとぼく・わたし」の絵を心を込めて描いています。ヘチマの実を見たときの自分の感情を思い出しながら、思いに合わせた表情や動きを工夫して構図を考え、水彩での着色も工夫しています。ずいぶん仕上がりが近づいてきました。最後まで心を込めてがんばりましょう。

給食委員会では、全校のみなさんに給食の片付け方をもう少し丁寧に行ってほしいと願って、日盛集会で発表をしました。「箸の向きをそろえて箸のかごに入れること」「おぼんの間にパンやストローのふくろなどのごみを入れたままにしないこと」「牛乳を飲みきること」「食器にご飯やおかずの食べ残しがないようにきれいに食べること」を改めて約束しました。調理員さんに実際にインタビューに答えていただいて、なぜきちんと片付けをしないと困るのかを教えていただきました。
片付けをしっかりとすることは、マナーとして大切なことはもちろんですが、調理員さんへの感謝の気持ちにもつながることが分かりました。実際の片付けの様子を写真で示したり、クイズをしたりして、分かりやすく発表した給食委員の思いは伝わっていたようで、振り返りでは中学年から「自分もしっかりとマナーを守っていきたい」という声がその場で返ってきました。
この日の給食の片付けは、どの教室でも一人一人が今まで以上に気を付けて片付けていたそうです。この後も続けていってほしいです。

　今日の日盛集会では、区域音楽会に向けて練習してきた合唱曲を全校の前で披露しました。大勢の前で歌ったのは今日が初めてでした。本気で歌う姿を聴く人に伝えようと、一人一人が一生懸命歌いました。歌い終わると、たくさんの拍手をいただき、子供たちには笑顔が広がっていました。その後、歌った感想を聞くと、「みんなの前で歌ったので緊張した。いつもより大きい声を出すことができなかった。」「本番の会場は今日よりも広いから、もっと声を響かせたい。」など、今日の出来に満足していない子供がたくさんいました。本番で力を発揮することの難しさを感じ取ったようです。本番まで残りわずかですが、今日の発表から学んだことを本番に生かしたいです。