総合的な学習の時間に、お世話になった方への感謝の気持ちを伝えることをテーマに、卒業プロジェクトに取り組んでいます。今日は、学校への感謝として、駐車場の雪山を崩したり、在校生への感謝として、中庭にチョークで絵を描いたりしました。いよいよ卒業式まで残り一週間となり、プロジェクトにも力が入っています。

　いつの間にか汚れてしまった教室前の壁のペンキ塗りをしました。はみ出さないように気を付けながら、白いペンキを丁寧に塗りました。６年間お世話になった学校をほんの少しですが、きれいにすることができました。

　除雪で残された大きな雪山のため、駐車場全体を使うことができません。そこで、「学校のために」と、考えた６年生の子供たちが一生懸命にスコップで雪山を削ったり、雪を運んだりしました。

　３月４日、５年生を中心として、在校生が、卒業を祝う集会を開いてくれました。各学年の出し物を見たり、プレゼントをもらったり、様々な形で在校生にお祝いしてもらいました。６年生の子供たちはとても温かい気持ちになり、少しずつ卒業に向けて実感がわいてきたようです。集会の後は各教室へ行き、お礼の挨拶をしました。

　先月、富山ガラス工房で制作したペーパーウェイトが完成し、子供たちに渡しました。完成した作品を見て、「きれい！」「かっこいい！」と、歓声を上げて喜ぶ子供たちの姿が印象的でした。明日から３月になり、いよいよ卒業が近付いてきました。残りわずかの小学校生活も楽しく過ごしてほしいと願っています。

　今日の朝活動には久しぶりの歌声集会があり、各教室で、ＹＯＡＳＯＢＩさんの「夜に駆ける」に合わせてボディパーカッションをしました。集会委員会が、コロナ禍でも工夫して音楽に親しむことができる活動を考案してくれました。テンポが速い曲でしたが、楽しく活動することができたようです。

　理科では、地球上で生きる私たち人間の生活によって、水や空気が汚染されたり、他の生き物の住処がなくなったりしていることを学習しました。そこで、具体的に起きている環境問題とその原因、自分たちにできることについて調べ、まとめたことを発表しました。今後、生活の中で環境を守るためにできることが具体的に見えてきました。

　図工の時間に、ランドセルやシューズのデッサンに挑戦しています。鉛筆だけで表現する難しさを感じつつも、モデルの質感や濃淡を再現しようと集中して取り組んでいます。

　先週の金曜日に、３組の子供たちがガラス工房で卒業記念のペーパーウェイトづくりを体験しました。色や形を決め、ガラス作家の方に手伝っていただきながら、自分だけのペーパーウェイトをつくりました。子供たちの力作が、どのように仕上がるのか楽しみです。

　６年３組は学活の時間に雪遊びをしました。先週から降り続いた雪がたくさん積もり、その雪で雪合戦やそり、雪上リレーをみんなで楽しみました。卒業前にまた一つ、楽しい思い出ができました。