卒業式に向けて、限られた時間の中で卒業式の練習をしています。新型コロナ感染予防に十分配慮した中で、みんながどんな姿を見せたいか、卒業式に向けた自分の思いを態度や行動で表しています。

　書写の時間に書いた自分の好きな言葉を、学習室に掲示していました。みんな選ぶ言葉がそれぞれ違っていたり、選んだ理由も様々で、見ていると一人一人の姿が浮かんできました。最後は、これまで書いた書写の字を本にして持ち帰りました。

　５年生から、サプライズプレゼントがありました。これまでの６年間の６年生の歩みを表したスライドです。懐かしい写真がいっぱい出てきて、思い出がたくさん蘇ってきました。１年生の入学式の写真、カプラを使って数の勉強をした写真、お世話になった担任の先生と過ごした学校生活の写真等、見ているだけでみんな笑顔になりました5。５年生さんのメッセージとともに、スライドは上映され、とても幸せな時間を過ごすことができました。５年生さん、ありがとう！卒業を祝う会や、卒業を祝う委員会の取組等、いろんな場面で６年生の卒業をお祝いしてくれています。

　校内は、たくさんの卒業を祝う掲示で彩られています。６年生は、玄関や廊下を通る度に、そのお祝いの掲示に祝福されて温かい気持ちになります。思い出カルタには、６年生と過ごしたへ楽しかった思い出がたくさん書かれていました。

　卒業まで、いよいよ数日となりました。６年生は、一日一日を大切に楽しく過ごしています。そして、これまでの感謝の気持ちを「恩返し」という言葉を使って、それぞれのプロジェクトチームが動いています。
　奉仕活動では、竜の子ロードの周りのたくさんの雪も６年生のおかげで随分減りました。

　３月に入り、卒業も近付く中で子供たちの関心を集めているものの中に給食があります。３月の給食便りが配られる中、子供たちの心をつかんだのは「あげパン」でした。担任に報告しに来る学級の子たちの姿がかわいかったです。３月は「カレーライス」の日もあると喜んでいました。子供たちの心をつかむ給食の力は、まさに魔法の力です！

　卒業式まで、いよいよ２週間をきりました。卒業プロジェクトの企画の一つ、先生方と過ごす時間に、子供たちの希望で「校長先生の道徳のお話」がありました。そこで、校長先生とオンラインでつなぎ、松組と竹組が、それぞれ校長先生との時間を楽しみました。
　子供たちからの質問を中心に、校長先生がこれまでの出会いやエピソード、大切にしていることや家族に関する話などをいろいろと話してくださいました。
　そして最後に、特別な曲をギター演奏で聞かせてくださいました。３０年以上前、八尾小学校で４年生の担任をしていた時に、「創校記念の歌」として、学年の子供たちと一緒に作った思い出の歌だそうです。その中には、現在の６年生のお家の方も、小学生として何人かおられたそうです。校長先生のギターを弾く姿に驚き、素敵な曲に感動した６年生でした。校長先生との忘れられない思い出の時間になりました！

　ニードルを使って溝をつくった版にインクを付け、プレス機で刷っていきます。出来上がった作品を見て喜ぶ姿、プレス機のハンドルを回して運転気分を楽しむ姿など、見ているとこっちまでほっこりします。

　「６年間の思い出の○○」というテーマで、ドライポイント版画の作品に取り組んでいます。これまでの木版画とは違って、新しい経験ばかりで楽しんでいる様子が伝わってきます。

　５年生の委員の子たちが、６年生の卒業を祝うイベント「特別貸し出し」「図書予約優先」の紹介をしに来てくれました。貸出冊数が、６年生だけ他の学年より増えることと、借りたい本の予約ができるという内容です。卒業まで残り２０日あまりとなりましたが、心残りがないように図書室の本を読破してほしいと思います。