６年生の修了式を行いました。１０名の代表者に修了証を渡した後、１年間休まずに登校した人に皆勤賞も渡しました。
　これまでかっこいい姿をたくさん見せてくれた６年生、卒業式でもかっこいい姿を見せつけてくれることを期待しています。

　月に一度設定している「読み語り」の本年度最終日でした。
　「読み聞かせ」ではなく「読み語り」です。ボランティアの方は、子供たちの一人一人の顔を見ながら、日本や外国のお話、民話、実際に体験した子供の頃の話等を語ってくださいます。このような機会が少なくなっている現在、本当にありがたい経験をさせてもらっていると感じます。
　話を聞いて、その様子を頭に思い浮かべ、驚いたり笑ったりできる子供たち、素敵です。

　予行後に全員で振り返りタイムです。
　在校生からは、「６年生の呼びかけや歌に感動して、涙が出た」という言葉が伝えられるなど、感動的な予行となりました。
　あと数日で迎える卒業式。今日の予行を上回る感動の嵐となることでしょう。

　今日は、卒業式の予行でした。式次第の通りに全体を通し、流れを確認しました。
　卒業生が堂々と入場し、在校生と教職員が拍手で迎えます。
　歌、門出の言葉等一つ一つに「魂を込めて」予行を創り上げました。

　４・５年生は、難しい曲に挑戦しました。「シルクロードのテーマ」です。もうすぐ卒業する６年生への思いを込めて美しく演奏しました。それを聴いている６年生の表情がとても素敵でした。
　６年生は、さらに難しい曲に挑戦しました。「ハンガリー舞曲」です。小学生は鑑賞曲として学習はしますが、普通はこの曲を演奏しません。本校の６年生は、これまで積み重ねてきた音楽の力を発揮して、とても複雑な旋律も上手に演奏していました。

　このような上学年の合奏を間近で見たり聴いたりした下学年の子供たちは、憧れの思いをもち、自分たちの力にしていくことと思います。

　今日は、それぞれに練習してきた合奏の発表を行いました。
　聴き合う前に、「合奏は、自分だけ一生懸命に演奏してもいけない。他の人の音を聞きながら演奏するのです」という話がありました。

　まず、１年生の「こいぬのマーチ」です。４人が一人ずつ違う楽器を担当し、それぞれの音を重ねて上手に演奏しました。
　２年生と３年生は一緒に「ミッキーマウスマーチ」を合奏しました。ドラム演奏から始まるのですが、それは子供自身が考えたリズムだということでした。マーチらしく、途中からリコーダーと鍵盤ハーモニカの子供たちが行進しながら演奏しました。

　最後は、感想タイムです。
　集会の感想を下学年の子供たちが率先して発言します。
「６年生に『ありがとう』『おめでとう』『わすれないで』の気持ちが伝えられたと思います」
　６年生も全員が一人一人感想を伝えました。
「卒業前に、とても思い出に残る集会でした」
「たくさんのものをもらって、どれもうれしかったです」
「ぼくも去年やったから分かるけれど、これだけの準備をするのは大変だったと思います。ありがとう」
　そして、終わりの言葉を述べた５年生。
「私も、みなさんみたいに、おもしろくて優しい６年生になりたいです」

　どの子の言葉もすてきで、本当に心温まる集会でした。

　司会が次に移ろうとしたとき、
「ちょっと待ったー！」の声がしました。
　先生方からのサプライズタイムです。
　和太鼓の音と共に、赤いはちまき姿の先生方が登場し、大きな声で６年生にエールを送りました。
　かっこよく決まったところから、急にダンスが始まりました。「Bling-Bang-Bang-Born」の曲に合わせて踊ります。楽しい雰囲気に、子供たちも一緒に踊って盛り上げてくれました。

　４・５年生は、下級生みんなが書いたメッセージを取りまとめて素敵なカードをつくり、６年生にプレゼントしました。
　それぞれの６年生に合ったイラスト等が描かれており、一人一人のことをよく理解している小規模校ならではの温かいカードだなと思いました。

　３年生は、まず手作りの「写真立て」をプレゼントしました。ちぎり絵の笑顔が素敵な写真立てです。
　その後は、「６年生エピソードクイズ」です。６年生にアンケートを取って調べたことをもとに問題を考えたようです。
　最後には、縦割り班ごとに「しりとり爆弾ゲーム」をしました。どの班もにこにこ笑顔があふれていました。