臨時休業中ですが、健康、安全に過ごしていますか。この機会に奥田中学校について知ってもらえたらと思います。
　
　生徒玄関に向かって左側の花壇のあたりに、桜や少女が平和の象徴のハトを抱いた白い像があります。皆さん、見たことはありますか。ぜひ再開になったら見てみてください。
これは、昭和３３年に富山県で行われた国体の記念として、卒業生が寄贈したものだそうです。記念碑の裏には当時の校長先生からの感謝の気持ちが下記のように記されています。

　この碑に寄せて　昭和３４年３月　校長　黒川　耕作　
　昭和３３年富山国体開催の尊い記念に卒業生が「日々の勉学と生活の願い」をこの碑にこめて寄贈されたことに感謝をこめて

　平和は心の糧であり、生きる道である
　たのしくあかるく栄える道でもある
　平和は他の人々と共に生きる道である
　この道に手を携えておおらかに進まう
　平和は人類永遠の願いであり
　世界の人々が一つ心になる宇宙の真理である

　新型コロナの影響で尊い命が失われたり、苦境に立たされたりしている方々もおられます。上記の言葉にあるよう、手を携えてこの苦難を乗り越えていけれたらと思います。