最新更新日:2024/03/28
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3月24日(金) 修了式

 修了式の校長式辞の概要は次のとおりです。

 「4月1日から、2年は最上級生(3年生)に、1年生は2年生(先輩)になります。心構えを作ってきてください。

 めざす学校像:今日が楽しく、明日が待たれる学校 = 聡明
 めざす生徒像:互いのよさを認め、支え合う生徒  = 友情
 「なりたい自分をしっかりもって、なれる自分を増やしていこう」 = 勇気
 
 それぞれが、校訓の「聡明」「友情」「勇気」に相当します。これからも校訓を意識し、成長していってさい。
 自然に生えている、竹藪の竹は、なかなか折れません。「なぜ」でしょう?

 理由は2つ。
 一つ目は、この「節」があるからです。節と節の間は、空洞になっています。その節があることで、よく曲がり、また曲がっても元に戻るのです。「しなやか」なんですね。「節」があることで。人生においても、しっかりとした「節」を作ることが、強くて折れない「しなやかさ」になります。しっかりとした「節」をつくりましょう。「節」は、「感謝」することでできてきます。3年生がお手本を見せてくれました。
 侍ジャパンの活躍は素晴らしかったですね。選手は、感謝の気持ちをよく表しています。「感謝」の気持ちが人間としての強い「節」をつくってくれます。

 2つめは、「根っこ」です。
 竹は、(松のように)1本だけでは生えていません。
 竹藪のように、多くの竹が寄り添うように生えています。その根は、地下でつながっているのです。多くの竹が、見えない地下でつながり、倒れたり、折れたりしないようにお互いを支え合っているのです。支えられているから、倒れない!たくさんの生徒が、集っていますが、みなさんは、見えませんが竹のように(みえない)根っこでつながり合い、支え合っています。
 みなさんには、「互いのよさを認め、支え合う生徒」であって欲しい!竹のように、「節」をつくり、竹の根っこのように複雑に結びつき、支え合い「しなやか」に力強く生きていってください。

 そのためには、校訓の「友情」の力が必要になってきます。友情を築くためのアドバイスをします。元々は中学校の体育の先生だった方のお話です。スキーで大けがをされ、先生を続けることができなくなったのです。TV番組等で放映されたことがあります。知っている人がいるかもしれません。その方は、なかなか現実を受け止められなかったと思います。みなさん想像してみてください。体が自由に動かなくなったらと・・・。想像したくないですね。しかし、それをなんとか克服され、現在は命の授業の講演をし、君たちのような若者に経験を話されています。その方が、リハビリの過程でつかんだ5つの誓いを紹介します。参考にしてください。
「5つの誓い」
1:「口は、人を励ます言葉や、感謝の言葉を言うために使おう」
2:「耳は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう」
3:「目は、人のよいところを見るために使おう」
4:「手足は、人を助けるために使おう」
5:「心は、人の痛みをわかるために使おう」
要は、体全体を使って、「感謝」の気持ちを表そうと言っておられます。
(もう一度、5つの誓いを言う)

 この言葉を参考に、さらに友情の輪を広げていってください。
 節目、節目で、しっかりとした「節」を作り、中学校で出会った仲間を大切にし、(竹のように)新たな仲間とも「信頼(友情)」という根っこで結びつき、しなやかに生きていってください。
 みなさんと出会えたこと、みなさんの成長を目の当たりにできたことに「感謝」しています。私も今年、「節」ができたと思います。
「ありがとう!」

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