その後３年生は名残を惜しみながら、保護者の皆さんや仲間と記念写真を撮ったり、先生とつかの間の会話をしたりしました。
昨年は、コロナ禍が始まったばかりで、感染症対策として、在校生が自宅待機し、卒業生、保護者、在校生代表、ご来賓代表、教職員だけで式を実施しました。１年間を経て、今年は昨年よりも多くの情報をもとに対策を考えて実施しました。特に在校生も登校して、式辞、送辞、答辞、卒業の歌を見聞きし、全校で一緒に校歌を歌えたことは大きな前進だったと考えています。たくさんの方々のご理解とご協力を得て対策を講じながらすばらしい式にできたことは、今年度の本校の取り組みを象徴していたと思います。ありがとうございました。

卒業生の皆さん、在校生の皆さん、この卒業式で聞いたこと、感じたこと、考えたことを忘れずにこれから生活していきましょう。

思い出に残るカットになりますね。クラスや学年で育んだ友情を一生の宝物にしましょう。

式後、教室に戻って最後に各クラスで様々な形で別れを惜しみ、記念撮影をしました。

続いて3年生全員で、保護者の皆さんと在校生に向けて、力強く卒業の歌「友　旅立ちの時」を、一人一人が心を震わせ歌い上げました。

３月１７日（水）第７４回卒業証書授与式４
在校生代表の送辞では、コロナ禍で思うように過ごせなかった日々にも後輩の模範となった先輩への感謝の気持ちと伝統を受け継ぐ決意を述べました。3年生代表からの答辞では、3年間の思い出を振り返るとともに、特に最後の１年間はコロナ禍に影響を受けながら、出来る範囲で工夫して学校生活を送ってきたことを振り返り、これからも呉中プライドを胸に頑張っていこうと述べました。

歓送は、感染症対策を意識して、３年生が思い出の校舎の中を巡って、在校生が教室から見送る形で実施しました。在校生の温かい拍手をバックに、思い出多き学舎から旅立っていきました。

最後に体育館とランチルームで校歌を力強く斉唱しました。厳粛な中にも温かみのある心に残る式を終え、万雷の拍手の中、卒業生が退場しました。

初めに、卒業証書がステージに上がった卒業生一人一人にしっかり手渡されました。
続いて、校長式辞では、修学旅行、部活動、体育大会、合唱コンクール等いろいろな場面で、コロナ禍に少なからぬ影響を受けながらもたくましく学校生活を送った３年生へのねぎらいの言葉がありました。最後に、校訓にちなんで
【聡明な力】をもって、SNS等を介して氾濫する情報から自分で正しいものを捉え、判断しながら行動してほしい。
【勇気の力】をもって、東日本大震災等、災害の多い日本で何が自分にできるか考えて、行動を起こしてほしい。
【友情の力】を忘れず、天から賜った力を弱き人、世の中のために発揮することを自分の責務と考えてほしい。誰かのために行動して培った友情を一生の宝にしてほしい。
そして、社会に貢献する人材となってほしいというメッセージを贈りました。

卒業生がマスクを外して堂々の入場です。自席に着席と同時にマスクを着用しました。様々な形で感染症対策を講じながら、メリハリをつけての式の開始です
会場の密を避け、座席間の距離を十分に取るため、1年生はランチルームから映像を見ながら拍手を送りました。

卒業式当日になりました。
感染症対策をしながらの受付となっています。来校された保護者の皆様には、いろいろなご協力をありがとうございます。保護者受付近くにお祝いメッセージを掲示させていただきました。