学校日記

広田小の取組み2 「魅力ある教材の開発(一例)」その2

公開日
2021/02/03
更新日
2021/02/03

学校から

○◎今年度の「魅力ある教材開発」の中から、一つ紹介します。

 6年生が進めてきた防災学習(総合等)です。
 「広田小の児童数が減ってきていること」、でも「広田の町(広田小にも)にはいいところがたくさんあること」のギャップから生まれた題意識を起点に、今の6年生が学習を進めてきました。
 町のよさという視点から「防災」にも着眼し、広田校区に防災組織ができたタイミングを生かし、広田小初めての試みとして、地域の防災組織、地区センター、PTA等と学校のコラボ企画学習として進めました。
 6年生は、秋に行われた避難所開設体験学習に向けて、地域の方々に見守られながら、富山市の助言も計画的に受け、自分たちで考えて避難所を創り、そして実際に行動し、その結果から学ぶという学習を進めました。PTAの方々の素敵な企画も子供たちの心に刻まれていることと思います。
 子供たちは本当によく考え、よく体をかけて学んだと思います。そこには、「生きてはたらく知識・技能」「未知のことにも対応できる思考・判断・表現」の力を身につける材料がたくさんありました。
 この子らが将来の広田の町(将来住むであろう地域社会)を支えてくことを期待しています。

 どの学年でも、「魅力ある教材の開発」とその学習を今も継続して進めています。