7月29日（火）Toyama Sakuraビルにて、第2回カウンセリング講座を実施しました。富山市教育センター臨床心理士　根塚明子先生を講師に迎え、「チームを生かした学校教育相談」というテーマで研修を行いました。演習では、2つの仮想事例に関して、担任、養護教諭、学年主任、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー等、学校内での様々な立場に立ち、悩みを抱える子どもを支援する方法を考えるケース会議をグループで行いました。グループで話し合ったことを模造紙にまとめ、いくつかのグループが発表した後、根塚先生より助言をいただきました。

　受講者からは、「自校にも悩みを抱える子どもがいる。学校の一員として子どもにかかわる大人全員で子どもを支えていきたい」「様々な立場の教職員や保護者とも連携し、多様な角度からアイディアを出し合い、できることを考えていきたい」「担任ではなくても、自分事として捉え、子どもを支援する方法を考えていかなければならない」などの感想が聞かれました。子どもを分かろうとする姿勢をもち、学校でチームを生かした支援を行っていこうという思いを新たにする研修となりました。