保育所交流が徐々に近づいています。今回の総合的な学習の時間では、遊びの準備だけでなく、幼児につけてもらうバッジを考えました。バッジは、幼児が迷子にならないようにするために用意することになりました。幼児のことを配慮した５年生の考えです。

　遊びの内容やその他の準備があるため担任がバッジの枠だけ準備していたのですが、

「もう作っておきました！」

と、声高らかにバッジを見せてくれました。これは、一本取られました。子供たちは、自分たちの力で課題を解決しようとしていたのです。

　その後、バッジをどこに着けてもらうかの話題になりました。

「バッジを服につけるとしても、お気に入りの服だったら嫌じゃない？」

「じゃあ、メダルみたいなものにする？でも首にかけてると、気持ち悪いかな？」

　結果的にバッジではなく、バンドになりました。

　始めの思いや考えと変わってきましたが、よりよいものを求めようとするからこそ変わっていこうとするのですね。交流活動が楽しみです。