生き物そして師から学ぶ
- 公開日
- 2020/07/31
- 更新日
- 2020/07/31
学校
池の金魚がうまく育ちません。
あれこれ悩んでいるうちに、どんどん数が少なくなってしまいました。
稲本養鯉場の稲本さんに来ていただき見ていただくと、人と共通する改善点がいっぱい見つかりました。金魚も鯉も「環境」が大切。とても敏感で、繊細な生き物だということ。「水の違いや他の種類の魚、池の形」など、環境に慣れるまでが大変だということ。簡単にえさを与えて仲間を増やすことばかり考えて。反省しきりです。
「教育と一緒でしょ」と話され、「えさを与えずに放っておく」その辛抱強さや常に観察してその生態を早くとらえることなど、たくさん教えていただきました。
稲本さんは、本校の池のアドバイザーと自分で言われ、無償で「金魚や鯉そしてエサ」までも提供してくださいます。今回は、山古志村から持ち帰った「ヒレ長鯉」を提供してくださいました。小学校の池には存在しない初物だそうです。「すべては子供たちのため」と笑顔で話すお姿はただただ感謝でしかありません。生き物からそしてそれを育てている大先輩から学んでいます。