自然から学ぶ教材
- 公開日
- 2022/08/01
- 更新日
- 2022/08/01
職員室より
ボランティアの方から、室堂へ行くまでのバスの中で、クイズが出されました。
袋に入った乾燥した葉っぱのにおいをかいで、何の香りがするか考えました。
「砂糖」「塩」「お茶」・・・様々な回答が出ました。正解は「醤油」の香りでした。
葉っぱの正体は、「カツラの木の葉」で、山の中に自然に生えているものなのだそうです。今回の、室堂散策でも、見ることができるそうで、わざわざ、持ってきてくださいました。特徴は、乾燥させなければ香らないということです。青々とした緑の葉の状態では、醤油の香りはしません。実際に、緑のカツラの葉も持ってきて、比べて見せてくださいました。
カツラの木は、香ばしい香りが出ることから別名「こうのき」という名称があり、その香りが醤油のかおりであることから、「しょうゆのき」との呼び方もあるそうです。
山にはそういう教材がたくさんあります。
自分で見つけてみるのも、おもしろそうです。