10月5日(木) 3年「薬物乱用防止教室」富山市保護司会・富山ダルク
- 公開日
- 2023/10/05
- 更新日
- 2023/10/05
3 学 年
10月5日(木)5、6時間目、3学年の教室で、講師に富山市保護司会の中田さん、富山ダルクの林さん、賀好さんが来校され、「薬物乱用防止教室」が行われました。
1組で講演し、その内容を2〜8組にオンライン配信する方式で行われました。
富山市保護司会南部支部の中田さんからは、パンフレットを使って薬物の危険性について説明がありました。
次に、富山ダルクの林さんからは、次のような講話がありました。
「中学校1年生の時に不安や寂しさを埋めるために使った薬物がゲートウェイドラッグとなり、様々な薬物に依存するようになった。入退院を繰り返し、心も体もボロボロになった。路上生活者となって、体重が40キロまでやせたときに、『ダルク』に出会い、自分を取り戻すことができた。身近に相談できる大人、相談できる友人をつくることが非常に大切なことに気付けた。人には、居場所がとても大切です。それを見付けてください。」
最後に、富山ダルクの賀好さんからは、次のような講話がありました。
「小中高とサッカークラブと部活動に所属し、サッカー選手を夢にもつ薬物には全く関係がない10代だった。その後会社に就職して20歳の時、会社の先輩の自宅に誘われ、薬物を勧められそれがきっかけとなった。それからは、人生がどんどん転落していった。病院を受診しても、処方される薬をたくさん飲み、それがどんどん増えていった。自分の最優先が薬となり、家族も友人も自分から離れていった。そんな時、ダルクに出会って20年間立ち直ろうと毎日努力しています。今は、ご飯がおいしいし、きれいなものはきれいに見えます。今の自分を大切にしてください。」
講演会後は、クロームブックを使って感想を入力しました。